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菱紋は、一年草の水草であるヒシ科の[[ヒシ]]の実またはヒシの葉を図案化したものといわれる一方で、単純な図形のために発生のプロセスについては明確ではないとされている<ref name="事典">高澤等著『家紋の事典』東京堂出版 2008年</ref>。菱文様は[[紀元前]]より見られ、日本では[[縄文時代]]前期の土器に描かれている<ref>早坂優子著 視覚デザイン研究所編『日本・中国の文様事典』視覚デザイン研究所 2000年</ref>。家紋となった経緯については、菱形が連続した織文様から取り出されたものとされる<ref name="図鑑">加藤秀幸・楡井範正執筆「索引で自由に探せる 家紋大図鑑」新人物往来社編『別冊歴史読本(第24巻28号)』新人物往来社 1999年</ref>。
 
菱紋が現れたのは、{{和暦|[[1370}}年]](南朝:建徳元年、北朝:応安3年)頃と見られている。その{{和暦|[[1370}}年]](南朝:建徳元年、北朝:応安3年)頃に成立されたとされる『[[太平記]]』に大内修理亮が直垂に「大菱」を入れたという記述がある。{{和暦|[[1392}}年]](明徳3年)の『相国寺塔供養記』には[[武田信任]]の直垂に「違い菱」がつけられていたことが記されている<ref name="図鑑"/>。
 
== 図案 ==