「宮崎駿の雑想ノート」の版間の差分

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*ページ数:各回3ページから5ページ。
 
連載初期はイラストのまわりに文章が書かれたエッセイ形式だったが、段々とページの一部がマンガとして描かれるようになり、第9話の後半からは全ページがマンガとして描かれるようになった。絵は鉛筆と透明水彩で描かれている。題材は、史上初の装甲艦同士の対決、[[特設艦船#日本海軍の特設艦船|特設監視艇]]となったオンボロ漁船、[[フェルディナント・ポルシェ|ポルシェ博士]]が作った[[VK4501(P)|ティーガー戦車]]などである。'''雑想'''の言葉通り、全編にわたって史実とは異なる創作が巧妙に混ぜられている一方、明らかな間違いである記述も存在する(例:[[定遠 (戦艦)|定遠]]の砲塔天蓋は装甲砲塔では無く22mm厚のフードでしかない。/西太后が頤和園の整備に北洋艦隊の建造費を流用した事実は無い等、など。)。
 
キャラクターは欧米が舞台の場合、[[擬人化]]された動物が使われており、おおむねイギリス人が犬(『[[名探偵ホームズ]]』と同デザイン)、アメリカ人がゴリラ、ドイツ人が豚とされている。また「豚の虎」と続編「ハンスの帰還」、「泥まみれの虎」ではドイツ人同様、ソ連人が豚として描かれている。一方、日本や中国を題材にした作品では普通の人間である。また、前述の欧米を扱ったパートでも、非戦闘員など人物によっては普通の人間を用いる場合がある。