「変数 (数学)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
MerlIwBot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: es:Variable (matemáticas)
Kkddkkdd (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
11行目:
 
== 記法 ==
変数を表す記号としては[[ラテン文字]]の小文字 ''[[x]]'', ''[[y]]'', ''[[z]]'' や[[ギリシャ文字]]の小文字 [[ξ]], [[η]], [[ζ]] などがよく用いられる<ref>変数は[[イタリック体]]で表記される。特定されていない関数を示す記号(例:<math>\, f (x)</math>)も同様。なお物理定数(例:[[光速度|<math>\,c</math>]])は数学的には変数扱いされる。[[定数]]は[[立体活字|立体]]で表記される。</ref>。これは[[ルネ・デカルト|デカルト]]の記法に倣ったものである。添字には index の頭文字 ''[[i]]'' から始まって ''[[j]]'', ''[[k]]'', ''[[l]]'' などがよく用いられる。自然数や整数の添字であれば ''[[m]]'', ''[[n]]'' などがしばしば用いられる(これは number あるいは natural number の頭文字に由来すると考えられる)。媒介変数としては ''[[r]]'', ''[[s]]'', ''[[t]]'', ''[[u]]'' など主変数の周辺の文字がよく使われる。
 
大抵の場合、''x'' は第1変数、''y'' は第2変数、''z'' は第3変数として扱われ、空間内の点集合を扱うような場合ならば変数は3つでほとんど用が足りるが、変数の数が4つのときは ''w'' を加えて、(''w'', ''x'', ''y'', ''z'') とする場合と、(''x'', ''y'', ''z'', ''w'') に分かれる。前者はアルファベットの順番に並べただけであり、後者は ''x'' を第1変数として、''w'' は4番目の変数として付け加えたということが強調される書き方である。例えば[[物理学]]に於いては[[解析力学]]、[[電磁気学]]や[[相対性理論]]などの分野で三次元空間の座標 (''x'', ''y'', ''z'') に、時間の ''t'' (相対論の場合は次元を揃えるために光速度 ''c'' が掛けられることが多い。理論の関係上さらに[[虚数単位]] ''i'' を掛けることもある。)が加えられることになるが、この場合も ''t'' (或いは ''ct'', ''ict'')と (''x'', ''y'', ''z'') のどちらを前に置くかということがあるがこれは完全に趣味の問題である。[[添字記法]]を使用して ''x''<sub>1</sub>, ''x''<sub>2</sub>, ''x''<sub>3</sub>, ''x''<sub>4</sub> とすることや、[[多重添字]]記法によりまとめて (''x''<sup>&mu;</sup>) と書くこともあるが、この場合、''x'' = ''x''<sup>1</sup>, ''y'' = ''x''<sup>2</sup>, ''z'' = ''x''<sup>3</sup> とするために、時間座標を前に置くか後ろに置くかによって添字を ''ct'' = ''x''<sup>0</sup> とする場合と ''ct'' = ''x''<sup>4</sup> とする場合に分かれる。
23行目:
* [[自由変数と束縛変数]]
* [[変数 (プログラミング)]]
 
 
== 脚注 ==
<references/>
 
{{DEFAULTSORT:へんすう}}