「諸侯」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m +zh |
m編集の要約なし |
||
9行目:
日本の[[西洋史|西洋史学]]では、[[中世]][[ヨーロッパ]]の[[封建制]]において、[[王権]]によって領域支配を認められ、王から封土として授けられた所領を支配する貴族のことを諸侯と日本語訳している。
[[イギリス]]では、貴族からではなく[[国王]]から直接封土を授かった者(テナント・イン・チーフ)のうち、大きな所領を持ち有力な者を指す'''バロンズ'''([[バロン (称号)|barons]])を諸侯と訳す。
[[フランス]]では、もともとは地方長官であったが、次第に王権から自立・世襲化して領域支配を行った'''伯'''([[ラテン語]]:comes、[[フランス語]]:comte)のことをラテン語で'''プリンキペス'''(principes)といい、諸侯と訳される。フランスでは諸侯のうち有力な者が、公(duc)や侯(marquis)を名乗るようになる。
|