「MZ (コンピュータ)」の版間の差分

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===オールインワン設計===
初期の同シリーズは、本体・[[ディスプレイ (コンピュータ)|ディスプレイ]]・キーボード・[[データレコーダー]]を一体とし、本体のみでシステムが最低限完結するように設計されていた。
機種によって構造やパーツは異なるものの、筐体は、底面のビスを外すことで、背面の蝶番を支点として、車のボンネットカバーのように持ち上げることが可能になっており、内部に用意された支柱によって固定し、内部をメンテナンスできるようになっている。
PCシリーズを祖とするMZ-3500、MZ-5500シリーズを除けば、MZ-2000、MZ-1200の世代まで受け継がれる外観にも現れる特徴的な設計となっていたが、ディスプレイのカラー化などの流れとコストのバランスの都合から、MZ-700以降は見られなくなった。
 
===アルゴマーク===
MZ-80K発売に合わせ、ブランドの確立の為、シリーズのシンボルマークとして勇気、未来、探求、憧れの象徴として、ギリシャ神話の物語から、[[アルゴー船|アルゴ号]]をモチーフに作られたデザインが制定された。その意匠デザインの由来については、「MZ-80 SERIES BASIC解説」の冒頭に言及があり、Oh!MZ誌上でも、その一節は取り上げられた。このロゴマークは、当時家電メーカーとしてのイメージが強かったシャープでは社名のみではインパクトが弱く、多くの売れ筋製品の名前などの要素や、対象になるユーザーの嗜好などを考慮し、新しいベンチャーとしてのイメージ<ref>[http://blogs.yahoo.co.jp/nagusa_kei/11766379.html?type=folderlist]開発者の回顧録より。</ref>を託す形で新設された。この象徴的なマークは最終機まで、引き継がれ、MZ-2500、MZ-2861では特殊キーのひとつにこのロゴが描かれたキーが存在する。