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松本は[[久保田利伸]]が作った応援歌『[[AHHHHH!]]』を届けるべく、[[アメリカ]]で受け取りスイス経由で[[タンザニア]]へ向かい2人を探しに行った。現地で野宿する際、野生の動物が近寄ってくるのを避けるため、Tプロデューサーを含めスタッフで交代で火の番をして大変だったと松本は回顧している。
 
スーダンでは砂漠をラクダで移動する隊商に同行、彼らもラクダで移動していたが、炎天下の中で伊藤が脱水症状で倒れ意識を失う。すぐに息を吹き返し事なきを得たが、同行ディレクターも「カメラまわしてていいんだろうか」と動揺するほどの衝撃映像だった。この件について土屋は、スタッフは伊藤とチューヤンを追いこもうとしてたわけではなく、性格の優しい伊藤が水を周囲に譲るなどの配慮を続けていたために起こった事故だったと語っている。
 
ヨーロッパではチューヤンが持ち前の絵の才能を発揮して路上で水彩画を売ったりしていたが、旅終盤の[[フィンランド]]で旅始まって以来最長の5日間絶食、それまでチューヤンの絵も全く売れない事態になった。ここで伊藤は密かに練習していたストリートパフォーマンスに挑戦、集客に成功しわずかながらお金を得ることに成功し、ハンバーガーを食べる。このハンバーガーについて、チューヤンは後に「あのハンバーガーが僕の人生で最もおいしい食べ物」と語っている。この出来事で2人の絆は強固なものとなり、ゴールへと向かっていった。