「たそがれ清兵衛」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
55行目:
=== ストーリー ===
{{ネタバレ}}
[[幕末]]の[[庄内地方]]。[[海坂藩]]の御蔵役を務める井口清兵衛は、夕方に仕事を終えると同僚の酒の誘いも断り真っ直ぐ自宅に帰り、家事と内職にいそしんでいた。認知症を抱える老母と幼い2人の娘の世話、そして[[肺結核|労咳]]で死んだ妻の薬代や葬儀などで嵩んだ借金を返済するためだ。日々の暮らしに追われ、次第に身なりが薄汚れていく清兵衛。同僚たちの中にそんな彼を陰で「たそがれ清兵衛と呼んで小馬鹿にする者もいた。
 
春、清兵衛は親友の飯沼倫之丞と再会する。倫之丞は妹の朋江が酒乱の夫・甲田豊太郎に度々暴力を振るわれるため、離縁させたことを清兵衛にうちあける。