「ランバート反射」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ZéroBot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: ko:램버시안 반사율
m 「輝度」のリンク先が曖昧回避ページだったのを修正
1行目:
物体の表面が'''ランバート反射'''するとは、その面に入射する光が散乱することにより、観察者から見たの面の明るさが、観察者の視点の角度にかかわらず同じになるということを意味する。より技術的に言うと、表面の[[輝度 (光学)|輝度]]が視点の角度によらず同じであるということである。たとえば、荒削りのごつごつした木の表面はランバート反射で近似できるが、つやあり[[ポリウレタン]]塗料で塗られた木材はランバート反射とはいえない(見る角度によって[[鏡面ハイライト]]が見える)。ごつごつした面がすべて完全なランバート反射をするわけではないが、面の特性が分からないときにはしばしばよい近似になる。'''ランバート反射'''は[[ヨハン・ハインリッヒ・ランベルト]]の名前から名づけられた。
 
[[コンピュータグラフィックス]]では、ランバート反射はよく[[拡散反射]]のモデルとしてよく使われる。この反射は、面の正規化[[法線ベクトル]]<math>\mathbf{N}</math>と面から光源を指す正規化ベクトル<math>\mathbf{L}</math>の内積を使って計算される。そして、この値に面の色と面を照らす光の輝度を掛け算する。