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== 仏教 ==
[[仏教]]には[[釈尊]][[入滅]]から約500年後に発生した[[大乗仏教]]の成立の過程で[[バラモン教]]から取り入れられた、と考えられている。そのため、護摩は[[密教]]([[大乗仏教]]の一派)にのみ存在する修法であり、[[釈尊]]の直説に近いとされる[[上座部仏教]]には存在しない。おもに[[天台宗]]、[[真言宗]]で行われる。なお、専ら護摩を修するための堂を「'''護摩堂'''」(ごまどう)と称する。
そのため、護摩は[[密教]]([[大乗仏教]]の一派)にのみ存在する修法であり、[[釈尊]]の直説に近いとされる[[上座部仏教]]には存在しない。おもに[[天台宗]]、[[真言宗]]で行われる。なお、専ら護摩を修するための堂を「'''護摩堂'''」(ごまどう)と称する。
 
=== 護摩の実際 ===
護摩の炉に細長く切った薪木を入れて燃やし、炉中に種々の供物を投げ入れ('''護摩焚き''')、火の[[神]]が[[煙]]とともに[[供物]]を天上に運び、天の恩寵にあずかろうとする素朴な[[信仰]]から生まれたものである。火の中を清浄の場として[[仏]]を観想する。
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== 「ごまかす」の語源説 ==
「誤魔化(ごまか)す」とは、不利益を被らないように取り繕うという意味だが「護摩」が語源という説がある。「ごまかす」の「護摩の灰」の「ごま」に「だまかす」あるいは「まぎらかす」の「かす」がついたものとする説である<ref name="atejinoomoshirozatsugaku_p30">フリーランス雑学ライダーズ編『あて字のおもしろ雑学』 p.30 [[1988年]] 永岡書店</ref>。「護摩の灰」とは旅人の道連れに金品を盗み取る者をいい、江戸時代にただの灰を高野聖の装束を身に着けて[[空海]](弘法大師)の護摩の灰と称して偽物を売り歩く者がいたことに由来する<ref name="atejinoomoshirozatsugaku_p16">フリーランス雑学ライダーズ編『あて字のおもしろ雑学』 p.16 1988年 永岡書店</ref>。なお、他説として「ごまかす」は「胡麻菓子」の動詞化であるとする説もある<ref name="atejinoomoshirozatsugaku_p30"/>。
 
== 脚注 ==
{{reflistReflist|2}}
 
== 関連項目 ==
* [[火炎崇拝]]
* [[加持]]・[[祈祷]]
* [[大柴燈護摩供]]
 
{{Buddhism-stub}}