「ライヴ・イン・ジャパン (ディープ・パープルのアルバム)」の版間の差分

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Next album = [[紫の肖像]]<br />([[1973年]]) |
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'''ライヴ・イン・ジャパン''' ('''''Live in Japan'''''、洋題''Made In Japan'') は、[[イギリス]]の[[ハードロック]][[バンド (音楽)|バンド]]、[[ディープ・パープル]]が初来日した[[1972年]]8月の公演の模様を実況録音した[[ライ・アルバム]]である。
 
== 概要 ==
ロック史上に残るライ・アルバムの傑作として名高い。後に多くのバンドが同じような日本でのライ・アルバムを発売することとなるが、その先駆けとしても意義深い。このライブが行われたことで、[[日本武道館]]も「音楽的聖地」の一つとして海外にまでその名を知らしめたと言われている
このライブが行われたことで、[[日本武道館]]も「音楽的聖地」の一つとして海外にまでその名を知らしめたと言われている。
 
この時期のディープ・パープルは第2期、いわゆる「黄金期」と言われるメンバーを擁し、バンドは十分な一体感を持っていた。それがこのライブ・アルバムの高い完成度、すなわちメンバーの高いテンション、個々の見事な演奏、そのアンサンブルなどを生み出したと考えられる。また、当アルバムは録音の点でも評価が高く、40年近く前の音源にも関わらず、演奏やディテイルから観客の歓声までを鮮明に聞き取ることができる。しかしながら当時バンド側は日本製のレコーディング機材を過小評価していたらしく、実況録音には乗り気ではなかったといわれている。
また、当アルバムは録音の点でも評価が高く、40年近く前の音源にも関わらず、演奏やディテイルから観客の歓声までを鮮明に聞き取ることができる。しかしながら当時バンド側は日本製のレコーディング機材を過小評価していたらしく、実況録音には乗り気ではなかったといわれている。
 
後日、3日分の全コンサートをほぼノーカット収録した3枚組アルバム『ライヴ・イン・ジャパン'72完全版』が発売されている。
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== 制作の経緯 ==
日本のレコード会社からの申し出により来日公演をレコーディングする事となったディープ・パープルだが、当初バンド側はライ・アルバムの制作には乗り気ではなく、その契約には以下のような特別な条項が盛り込まれていた。
 
#日本のみでの発売に限る。演奏の状態が悪ければ発売しない。その権限はバンド側にある。