「クロスプラットフォーム」の版間の差分

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クロスプラットフォームという語は、家庭用ゲーム([[コンシューマーゲーム]])に関する文脈においても使用されるが、その場合は'''マルチプラットフォーム'''の方が主に用いられる。
 
各種ゲーム機にはそれぞれ異なるOSが搭載されていることが常であるため、異なるいくつかのハードウェア上で同一のソフトウェアを動作させる例は、[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]や[[ゲームボーイ]]、[[Wii]]等における[[上位互換|上位互換性]]を除いては、ほとんど見られない。
 
そのため、家庭用ゲーム機におけるマルチプラットフォームという語はコンピューターにおける意味とは異なり、ある一つのタイトルのソフトを各ハード向けにそれぞれ別々に発売することを意味する場合がほとんどである。
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ゆえに、コンピューターにおけるクロスプラットフォームという語が持つ「汎用性」のような印象は、ゲームにおけるクロスプラットフォームでは持たれないのが一般的である。
 
[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]と[[セガサターン]]、[[プレイステーション3]]と[[Xbox 360]]というように[[任天堂]]ハードからクロスプラットフォームを回避するケースが多い。これは、前者はメディアの違い(CD-ROMとカートリッジ)、後者はインターフェイスの違いなどが原因と考えられる(光ディスクを使用しており、入力形式にもあまり差が見られなかった[[プレイステーション2]]と[[ニンテンドーゲームキューブ]]のマルチプラットフォームは比較的多かった)。
 
Xbox 360との組み合わせが多い理由は、Xbox 360が同世代の据え置き型ゲーム機([[プレイステーション3]])比べて開発しやすいことやXbox 360自体のシステムの仕様そのものが同じ[[マイクロソフト]]が開発している[[Microsoft Windows|Windows]]のノウハウを利用しており、動作や[[互換性]]等がWindows搭載の一般的なコンピュータに近いことや、開発するためのPC自体がWindows搭載のものであることが多く、[[プログラミング (コンピュータ)|プログラミング]]や[[グラフィック]]等に差異がそれほどないことからゲームソフト開発側にとって負担が少ないことが挙げられる。