「CodeWarrior」の版間の差分

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志賀 慶一 (会話 | 投稿記録)
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CodeWarriorが[[Macintosh]]用の[[プログラミングツール|開発ツール]]の市場を席巻したきっかけは、[[モトローラ]]の[[MC68000]] (68K) シリーズから[[PowerPC]]への[[CPU|MPU]]の移行であった。[[アップル インコーポレイテッド|Apple]]の純正開発ツールである「[[MPW]]」や、68K時代には圧倒的なシェアを持っていた[[シマンテック]]社の「[[ThinkC]]」のPowerPCへの移行が遅れ、いち早くPowerPCの対応を行ったCodeWarriorがMacintoshの開発ツールとして市場を独占するようになった。言語としては[[C言語|C]]、[[C++]]、[[Pascal]]および[[Java]]をサポートしていた。
 
その後、CodeWarriorは対応プラットホームを増やし、Macintosh以外に、[[Microsoft Windows|Windows]]、[[Solaris]]、[[Linux]]、[[Java]]、[[Palm]]、[[MagicCap]]、[[BeOS]]、[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]、[[プレイステーション2]]、[[ドリームキャスト]]、[[NINTENDO64]]、[[ニンテンドーゲームキューブ]]、[[ニンテンドーDS]]、[[Wii]]などの開発を行えるようになった。また組み込み機器の開発も可能で、[[MC68000]]、[[PowerPC]]、[[Coldfire]]、[[StarCore]]、[[MIPSアーキテクチャ|MIPS]]、[[SuperH|SuperH (SH)]]、[[V850]]などのCPUをサポートした。
 
Macintosh版は、[[Mac OS X]]の時代になってもしばらくは、[[Carbon]]の開発環境として影響力を残し、旧[[Mac OS]]から開発が続けられているソフトウェアのほとんどはCodeWarriorを利用して開発されていた。しかし、Mac OS X での開発の主流は、無料の純正開発環境である[[Xcode]]を用いた[[Cocoa]][[フレームワーク]]での開発に移行していった。CodeWarriorもCocoaへの対応をおこなったが、Macintoshの[[IA32]]移行への対応を行わず、[[2005年]]に開発を終了した。AppleではCodeWarriorからXcodeへ移植するためのドキュメントを用意した<ref>{{Cite web|author=Apple Inc.|coauthors=|date=2005年8月11日