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Hideki1976 (会話 | 投稿記録)
m チキンウィングフェイスロック
m sty
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== 種類 ==
フェイスロックは様々な体勢から仕掛けることができる。
*; ステップオーバー式
: 座っている相手の背後から、相手に乗りかかるようにして掛ける。このときに相手の片腕の前に自分の片足を置くことで逃れにくくし、なおかつ首を捻ったときに首へダメージが与えやすくする場合が多い。フェイスロックの基本的な掛け方の一つで、[[三沢光晴]]が得意とし、[[ジャンボ鶴田]]からギブアップを奪ったことで有名になった。この他にも[[渕正信]]や[[長井満也]]など使い手は多い。
*; スタンド式
 
* スタンド式
: 両者が立った状態でかける。サイド式[[ヘッドロック]]の要領で、相手の頭部を横から腋の下へ抱え込み、その腕の前腕部あたりで相手の顔面を締め付ける。見た目はヘッドロックと似ているため、一見すると判別しにくい。
*; グラウンド式
 
* グラウンド式
: 両者がマットへ寝ている状態でかける。うつ伏せの相手の上から、相手の頭部を腋へ抱え込み、その前腕部あたりで相手の顔面を締める。[[TAKAみちのく]]が'''ジャスト・フェイスロック'''の名称で使用し有名になった。
*; リバース式
 
* リバース式
: 相手の首を上側に反らせた状態で、相手の頭部を腋へ抱え込んで締め上げる技。顔面だけでなく、頭蓋骨や首にもダメージを与えることができるため、'''リバース・フェイスロック'''という名称のほかにも、'''リバース・ヘッドロック'''、'''リバース・ネックロック'''といった名称でも呼ばれる。
*; フロント式
 
* フロント式
: 俗に'''フロント・フェイスロック'''と呼ばれる技。正面から、前屈みにした相手の頭部を腋に抱え込み、その前腕部あたりで顔面を締め上げる。見た目にはフロント・ヘッドロックや[[フロント・ネックチャンスリー]]、[[フロントチョーク]](フロントスリーパー)とかなり酷似しており、腕による締める位置の違いによるところが大きい。また、フロント・フェイスロックの名称は、フロント・チョークの別名としても使用されるため、ややこしい。
 
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; ドラゴン・スリーパーホールド
: 別名は'''飛龍裸絞め'''。[[藤波辰爾]]が考案したドラゴン殺法の一つ。リバース・フェイスロックを極めながら、相手の片腕を同時に反対の腋に抱えながら極める。立って極めるスタンディング式や両足を相手の胴へ巻きつけながらの胴締め式などもある。スリーパーホールドの派生技とされるが、実際にフェイスロックの派生となる。[[棚橋弘至]]も得意としている。
 
; ストレッチ・プラム
: 別名は'''顔面締め式アバラ折り'''。[[川田利明]]のオリジナル技。リバース・フェイスロックと[[アームロック]](要は上記のドラゴン・スリーパー)と[[コブラツイスト]]の複合技。相手の背後から片足を相手の片足に掛けるようにし、相手の頭部を斜め後ろに倒すようにして腋へ抱え込み、同時に相手の片腕を反対側の腋に抱え込んで締め上げる。相手を尻餅状態で座らせて、左右に捻りながら締め上げる拷問タイプも存在する。
 
; [[クリップラー・クロスフェイス]]
: 別名は'''腕極め式顔面締め'''。[[クリス・ベノワ]]は、'''クリップラー・クロスフェイス'''(もしくは単に'''クロスフェイス''')、[[永田裕志]]は'''ナガタ・ロックII'''の名称で使用した。両足で相手の片腕を挟み込んだ状態で極めるグラウンド・フェイスロック。ちなみに、後述のSTFも考案当初は、同名称で呼ばれた時期もある。
 
; [[ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック]]
: '''STF'''の略称で知られている技。[[蝶野正洋]]が[[ルー・テーズ]]に伝授され、それをアレンジして完成した技。うつ伏せの相手の上に乗った状態で、両足で相手の片足を方ながら、両腕で相手の顔面を締め上げる。今では比較的ポピュラーな技になり、足を交差したクロス式や裏表逆のリバース式などの派生も存在する。
 
; [[チキンウィングフェイスロック]]
: '''羽折式顔面締め'''、'''クロス・フェイス・チキン・ウィング'''などとも呼ばれる。後背位で、片腕で相手の片腕を[[ハンマーロック|チキンウィング]]に固め、もう片腕で相手の顔面を締める。