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Heaba3150 (会話 | 投稿記録)
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郵政民営化法案成立後、民営化に向けた動きとして、集配郵便局の統廃合が進められ、主に地方における小規模な普通郵便局や特定郵便局の多くは近隣郵便局の業務へ統合された。さらに、集配郵便局の種類を細分化し、その市町村における郵便事業の総合拠点とした「統括センター」と、集配業務のみをおこなう「配達センター」に分けられた。これに併せ、従前において全国の集配郵便局に置かれていた[[ゆうゆう窓口]](当時は時間外窓口の愛称であった)は「統括センター」のみに置かれる事になり、「配達センター」とされた局においては全て廃止され、さらに、ポストの取集業務も全て「統括センター」の業務となった。さらに民営化を控えた2007年初頭までにおいて一部の山間地域などにおける小規模郵便局での「総合担務」は廃止され、これらの体制を以って民営化へ移行する形となる。
 
2007年10月1日、郵政事業は民営化し、これまで郵便局の業務として行っていた集配業務は[[郵便事業|郵便事業会社]]に引き継がれた。また、郵便局を設置する[[郵便局 (企業)|郵便局会社]]は、民営化前の郵便局の種類に関係なくなり郵便局における郵便事業につい関しては郵便事業会社から切手類販売窓口・窓口集荷のみを受託した代理店業務のみとして分社化される事となった。
 
ちなみに、郵便事業会社がゆうゆう窓口(民営・分社化後は郵便局と別になり24時間営業するようになったため、これが正式名称となった)を設置している店舗は、民営化前の集配郵便局だったところがほとんどだが、民営化に際し、ゆうゆう窓口を設置する'''支店'''(民営化前の「統括センター」に相当)、集配業務のみ行いゆうゆう窓口のない'''集配センター'''(民営化前の「配達センター」に相当)に整理されていを統括す事業所となり、集配センターはあくまで支店の「出張所」という位置づけとなった
 
したがって、2007年10月の民営化以降、集配業務を行っていたのは全て郵便事業会社であり、郵便局会社は宅配業務の免許を保有していなかったため、集配業務を行っている郵便局は存在しなかった。