「フライホイール」の版間の差分

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{{otheruses|機械要素|日本の自動車雑誌|フライウィール}}
{{出典の明記|date=2011年4月}}
[[File:Flywheel.JPG|thumb|right|250px|フライホイール([[4G63]]エンジン用)]]
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; [[クランク (機械要素)|クランク]]
: 往復運動を回転運動に変換するクランクにおいては、最上端と最下端に[[死点]]が存在していて回転力が働かなくなる。フライホイールを使うことによって、死点においても滑らかに回転を続けられるようにする。
;:; 足踏み式[[ミシン]]
:: 足踏み式ミシンのベルト式駆動機構の輪はフライホイールとして作用し、クランク角によってトルクが変化する足踏み機構を安定して駆動し、また、縫製する布の厚みや硬さによる負荷の変動を吸収するよう作用する。
;:; [[エンジン]]
:: エンジンの部品として使う場合、4ストローク・エンジンでは吸入・圧縮・爆発・排気のサイクルに伴い発生する細かな出力変動を抑制する働きを持つ。また上述のクランクの死点の対策の意味もある。重いほうがエンジン回転の滑らかさは増すが吹け上がりは悪くなり、軽くするとエンジンの吹け上がりは改善するが坂道などで失速し易くなる特徴がある。また、軽い方が回転に係る慣性が弱い為、エンジンブレーキの効きが強くなる。一般的には、スポーツ走行を主眼として開発された車のフライホイールの方が軽く作られている。素材は通常の場合[[鋳鉄]]が用いられるが、軽量化を図る際には[[クロームモリブデン鋼]]を用いた物を使う事も多い。近年では[[アルミニウム合金]]製のさらに軽量化されたものも登場してきた。
; [[無停電電源装置]]