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|説 = サイレントウィットネス像
|性 = [[牡馬|牡]]([[せん馬|騸馬]])
|色 = [[馬の毛色#鹿毛|鹿毛]]
|種 = [[サラブレッド]]
|生 = [[1999年]][[10月1日]]
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|金 = 62,496,396香港ドル
}}
'''サイレントウィットネス'''(英語表記ではSilent Witness、中国語表記では精英大師、[[1999年]] - )は[[香港]]の[[競走馬]]。[[香港スプリント]]を連覇したほか、デビューから[[チャンピオンズマイル]]で負けるまでの間に17連勝した記録を持つ。
 
== 戦績 ==
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[[2004年]]に入ると香港短距離三冠を目標に、[[2月1日]]のボーヒニアスプリントトロフィー(洋紫荊短途錦標)、[[3月13日]]のセンテナリースプリントカップ(百週年紀念短途盃)の2戦を難無く快勝して無敗の10連勝を記録する。三冠の最終戦の[[4月25日]]のチェアマンズスプリントプライズ(主席短途獎)では、香港短距離三冠と共に[[1983年]]にコタック(Co-Tack/同徳)が打ち立てた10連勝という香港競馬連勝記録の更新に挑んだ。同レースにはサイレントウィットネスの香港短距離三冠を阻止する為に、ボーヒニアスプリントトロフィー3着・センテナリースプリントカップ2着馬の[[ケープオブグッドホープ]](Cape of Good Hope/好望角)、2001年/2002年シーズンの香港年度代表馬[[エレクトロニックユニコーン]](Electronic Unicorn/電子麒麟)、昨年の優勝馬グランドデライト(Grand Delight/喜勁寶)、一昨年の優勝馬ファイアボルト(Firebolt/勇捷神駒)などが出走していた。レースではサイレントウィットネスが終始主導権を握り、先頭を奪われる事無く快勝し、'''香港短距離三冠'''を達成した史上3頭目の馬になった。管理するクルーズ調教師は奇しくも騎手時代にコタックの主戦でもあり、コタックの記録を別の立場として塗り替えた。この活躍からサイレントウィットネスは香港2003年/2004年シーズンの年度代表馬・最優秀スプリンター・大衆ベスト人気馬の3部門のタイトルを獲得した。
 
2004年/2005年シーズンの2004年は昨年同様、[[11月21日]]のインターナショナルスプリントトライアルから復帰し、連勝記録を12に伸ばした。続く[[12月12日]]の香港スプリントでも香港の代表格として[[日本]]の[[カルストンライトオ]]と[[サニングデール]]、[[フランス]]の[[アベイ・ド・ロンシャン賞]]の優勝馬ヴァー(Var) (Var) 、そして翌年の同レースを制する[[マカオ]](当時)の最速馬ナチュラルブリッツ(Natural Blitz/電光火力)などを迎え撃ち、史上2頭目となる香港スプリントの連覇を達成した。[[2005年]]に入っても、サイレントウィットネスの連勝は止まらず、[[1月23日]]のボーヒニアスプリントトロフィー、[[2月27日]]のセンテナリースプリントカップ、そして[[4月3日]]のチェアマンズスプリントプライズと勝ちつづけ、2年連続で香港短距離三冠を達成し、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[シガー (競走馬)|シガー]](Cigar) (Cigar) の持つ連勝記録16に並んだ。
 
2005年より、香港の[[チャンピオンズマイル]](冠軍一哩賽)と日本の安田記念をシリーズ化して行われる[[アジアマイルチャレンジ]]が整備され、サイレントウィットネス陣営も[[ブリーダーズカップ・マイル]](と当時の最強馬[[ゴーストザッパー]](Ghostzapper) (Ghostzapper) とのマッチレース)を目標と明言し、スプリント路線からマイル路線へと活躍の場を求めていくことになる。そして[[4月24日]]、17戦目に選んだのが初めての距離となる1400mのクイーンズシルヴァージュビリーカップ(女皇銀禧紀念盃)であったが、このレースでもサイレントウィットネスは他馬を寄せ付けずに勝利を収め、ついに17連勝を達成した。デビューからの17連勝は[[競馬の競走格付け|グレード制]]導入後の世界記録である(のちにアメリカの[[ゼニヤッタ]]がこの記録に並ぶ。)。また、この日の沙田競馬場では、先に配布された引換券と交換で先着順にサイレントウィットネスの記念野球帽を配布するという催しがあったのだが、2000人以上のファンが殺到し将棋倒しとなる事故が起きた。幸いにして死者は出なかったが、この事故を初めとしてサイレントウィットネスが新聞の一般面のトップを飾ることは非常に多くなり、ひとつの社会現象となっていた。しかし、短期間での連戦の影響からか、この頃からサイレントウィットネスは強く入れ込むようになり、レースで折り合いに苦労する面が見られるようになる。
 
[[5月14日]]には初のマイル戦となる[[チャンピオンズマイル]]に出走する。アジアマイルチャレンジの第1戦のホスト国の総大将として、日本の[[コスモバルク]]やイギリスの[[アトラクション (競走馬)|アトラクション]]らを迎え撃つこととなった。しかしながら、この日もサイレントウィットネスはパレードリング([[パドック]])でもうるさいところを見せ、レースでもスプリント戦とのペースの違いに折り合いを欠いたためジョッキーの[[フェリックス・コーツィー]](Felix Coetzee/高雅志)が抑え切れない形で先行する形となった。ゴール前まで先頭だったが、ゴール寸前のところで直線インコースをすり抜けてきた同厩舎の[[ブリッシュラック]](Bullish Luck/牛精福星)にわずかに差され、連勝は17でストップした。
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== 競走成績 ==
29戦18勝
 
* [[香港スプリント]](香港短途錦標)(2003年・2004年)
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{{競走馬血統表
|name = サイレントウィットネス
|inf = ([[ミスタープロスペクター系]] / Native Dancer4×5=9.38%(父内))
|f = El Moxie<br />1986  [[馬の毛色#鹿毛|鹿毛]]
|m = Jade Tiara<br />1993  [[馬の毛色#黒鹿毛|黒鹿毛]]
|ff = [[コンキスタドールシエロ|Conquistador Cielo]]<br />1979  鹿毛
|fm = Raise the Standard<br />1978  鹿毛
|mf = Bureaucracy<br />1987  黒鹿毛
|mm = Jade-Amanda<br />1986  [[馬の毛色#栗毛|栗毛]]
|fff = [[ミスタープロスペクター|Mr.Prospector]]
|ffm = K.D.Princess
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*[http://www.silentwitness.com.hk/ サイレントウィットネス号公式サイト(中国語(繁体字)・英語)]
*[http://hkrace.seesaa.net/article/34786137.html サイレントウィットネス引退式レポート(日本語blog「香港賽馬満貫全席」)]
* {{競走馬成績|netkeiba=1999190018|yahoo=1999190018|jbis=0000899776|racingpost=581869}}
 
{{香港スプリント勝ち馬}}
{{スプリンターズステークス勝ち馬}}
 
{{Link FA|zh}}
 
{{DEFAULTSORT:さいれんとういつとねす}}
[[Category:1999年生 (競走馬)|香さいれんとういつとねす]]