「浜佐呂間駅」の版間の差分

廃止時点で、[[プラットホーム#単式ホーム|単式ホーム]]1面1線を有する[[地上駅]]であった。ホームは線路の西側（網走方面に向かって左手側）に存在した<ref name="bunken1983">{{Cite book|和書籍『|editor=[[宮脇俊三]] |others=[[原田勝正]] |title=国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』（ |date=1983-7 |publisher=[[小学館]]、[[1983年]][[7月]]発行）161ページより。 |isbn=978-4093951012 |page=161}}</ref>。そのほか本線の網走方から分岐し駅舎北側への[[停車場#側線|側線]]を1線有していた<ref name="bunken1983"/>。かつては[[プラットホーム#相対式ホーム|相対式ホーム]]2面2線を有する[[列車交換]]可能な[[交換駅]]であった。1983年（昭和58年）時点では使われなくなった対向ホーム側の1線は交換設備運用廃止後も[[分岐器|転轍機]]が中湧別方、網走方の両方向とも撤去された形で側線として残っていた（ホームも撤去されていた）<ref name="bunken1983"/>。ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた<ref name="bunken1983"/>。

当駅の所在する地名より。地名は、佐呂間より浜に近いために<ref name="bunken2004N">{{Cite book|和書籍『|author=太田幸夫 |title=北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』（監修：太田幸夫、 |date=2004-2 |publisher=富士コンテム、[[2004年]][[2月]]発行）169ページより。 |isbn=978-4893915498 |page=169}}</ref>「浜」を冠した。

* [[国道238号]]（オホーツク国道）<ref name="bunken1980M">{{Cite book|和書籍『|editor= |title=北海道道路地図 改訂版』（ |edition= |date=1980-3 |publisher=地勢堂、[[1980年]][[3月]]発行）19ページより。 |page=19}}</ref>

[[2011年]]（平成23年）時点では更地となり、[[雑草]]が生い茂っていた<ref name="bunken2011H">{{Cite book|和書籍『|author=本久公洋 |title=北海道の鉄道廃線跡』（著：本久公洋、 |date=2011-9 |publisher=[[北海道新聞社]]、[[2011年]][[9月]]発行）104 |isbn=978-4894536128 |pages=104-105ページより。}}</ref>。

また、[[1999年]]（平成11年）時点では当駅跡から仁倉駅寄りのイワケシュケコマナイ川に架かっていた橋のコンクリートの橋台が残存しており<ref name="bunken1999H">{{Cite book|和書籍『|editor=宮脇俊三 |title=鉄道廃線跡を歩くVI』（ |date=1999-3 |publisher=[[JTBパブリッシング]]、 |series=[[1999年JTBキャンブックス]][[3月]]発行）31 |isbn=978-4533031502 |pages=31-32ページより。}}</ref>、[[2010年]]（平成22年）時点<ref name="bunken2010H">{{Cite book|和書籍『|editor=今尾恵介 |title=新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』（[[ |date=2010-3 |publisher=JTBパブリッシング]]、[[2010年]][[4月]]発行）52 |isbn=978-4533078583 |pages=52-53ページより。}}</ref>、2011年（平成23年）時点でも同様であった<ref name="bunken2011H"/>。理由は不明だが片側のみであった<ref name="bunken2011H"/>。