「ウェストコート」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
21行目:
ウェストコートは[[背広]](ダークスーツなどの[[折襟]]や、[[マオカラースーツ]]などの[[立襟]])の種類や[[ブレスト]](シングル・ダブル)や[[礼服]]の種類、'''無地かストライプの有無、背広の色、ボタンの数とVゾーンの深さ'''によって外観が異なる。
 
シングルの背広は2つ掛け以上の場合は最下部のボタンを外すのが正式。ウェストコートは5つ掛けなら全てボタンを掛け、6つ掛け以上ならボタンが一直線に並んでいる状態なら全て掛け、最下部のボタンが離れているなら最後のボタンは掛けないで外しておく。[[カーディガン]]の場合も同様にする。ボタンとボタンの間隔は5センチ(体型により上下する)。
 
2つボタンのスーツ背広の場合は第一ボタンをかけた状態でェストコートの上のボタンが2個のぞくくらい、3つボタンのスーツ背広の場合は1~一~1個半覗くくらいで仕立る。
 
ダブルスーツの背広の場合はシングル・ダブル問わずにウェストコートを見せない、もしくはウェストコートを着用しないとされている。
 
一番下のボタンは外して着用するのが正しいが、[[燕尾服]]等夜間の礼装の内着として用いられる物(一般的にボタンが3ないし4個と少なく、ゆえにVゾーンが深いデザインとなる)は、全てのボタンを留めるのが通例となっている。