「アンドレアス・エシュバッハ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
38行目:
1996年に専業作家となる。1996年、近未来の日本の宇宙ステーションで起こった殺人事件とそれに端を発する陰謀を描いた長編第2作『ソーラーステーション』(未訳 Solarstation)を発表。この作品と、1998年発表の長編第3作『イエスのビデオ』、2004年発表の長編"Der Letzte seiner Art"(未訳)の3作品はドイツSF大賞およびクルト・ラスヴィッツ賞の二冠に輝いている<ref>ドイツSF大賞とクルト・ラスヴィッツ賞の二冠作品で日本語訳のあるものはエシュバッハの『イエスのビデオ』のほかに、[[フランク・シェッツィング]]の『[[深海のYrr]](イール)』がある。</ref>。クルト・ラスヴィッツ賞はドイツ語圏のSF創作の先駆者である[[クルト・ラスヴィッツ]](1848-1910)の名を冠した賞で、ドイツ内外のSF専門家が選考を務める。
 
エシュバッハはその後もドイツのSF賞を複数回受賞。また国外ではフランスの{{仮リンク|イマジネール大賞|fr|Grand prix de l'Imaginaire}}(旧称 フランスSF大賞)やベルギーの{{仮リンク|ボブ・モラーヌ賞|fr|Prix Bob-Morane}}も複数回受賞している。日本では、2003年に翻訳出版された『イエスのビデオ』が早川書房の『[[SFが読みたい!]]』で第10位にランクインした。
 
[[宇宙英雄ペリー・ローダン]]シリーズの執筆にも参加。また、一般向けのSF小説以外に児童・ヤングアダルト向けのSF小説も執筆している。日本では2002年発表の『パーフェクトコピー』が翻訳出版されている。