「バイエルン福音ルター派教会」の版間の差分

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| 加盟教会組織: || [[ドイツ合同福音ルター派教会|VELKD]]<br />[[ドイツ福音主義教会|EKD]]<br />[[Ökumenischer Rat der Kirchen|ÖRK]]<br />[[ルター派世界連盟|LWB]]
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|教会管区(Kirchenkreis): || 6
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|地区(Dekanat): || 68
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基盤として、教会共同体が存在している。それは公法上の社団として存立し、選出された教会役員たちを有している。教会役員会の構成員たちは教会役員Kirchenvorsteherと呼ばれる。複数の教会共同体Kirchengemeindeが一緒になって地区Dekanatsbezirkを形成する(一般行政組織の郡に相当している)。地区の責任者は地区長、あるいは地区長夫妻である。同様に、地区Dekanatsbezirkも公法上の社団であり、指導機関として地区総会を持つ。地区総会は教会共同体から選出された代議員たちによって構成される。
 
複数の地区が一緒になって教会管区Kirchenkreisを構成する(一般行政組織の県に相当している)。教区の責任者には、高等教会評議員Oberkirchenrat/ Oberkirchenrätinがいる。この高等教会評議員は地域監督Regionalbischöfin/Regionalbischofの称号も持つ。2006年以降、ニュルンベルク教区において、夫妻で分担しながらこの職務を担っている。教区はそれ自体の指導機関(総会等)を持たない。6つの教区が合わさって州教会を形成している(一般行政組織における州に相当している)。
 
=== 教会管区 ===
1921年、バイエルン領邦教会において、教会管区(Kirchenkreise)が設けられている。本来、3つの教会管区(アンスバッハ、ミュンヘン、バイロイト)しかなかった。教会政治的考慮から、1935年において、バイロイト教区からニュルンベルク周辺の地域が新たな独自会管区として指定された。第二次世界大戦後、旧プロイセン地域に住む福音主義信徒たちが、故郷追放([[ドイツ人追放]])によってバイエルン州へ流入して来た。この状況において、元来はカトリック教徒のみが住んでいた地区において、独自の教区が創設された(1951年東バイエルン、1971年シュヴァーベン)。現在は6つの教区がある。
 
* [[アンスバッハ=ヴュルツブルク教会管区]](1987年までアンスバッハ教会管区、[[ミッテルフランケン]]、[[ウンターフランケン]])
* [[アウクスブルク教会管区]](1971年開設、[[シュヴァーベン行政管区]]地域)
* [[バイロイト教会管区]](1921年開設、[[オーバーフランケン]]地方)
* [[ミュンヘン教会管区]](1921年開設、[[ミュンヘン]]、[[オーバーバイエルン]]地域)
* [[ニュルンベルク教会管区]](1935年開設、[[ニュルンベルク]]、[[ミッテルフランケン]]東部)
* [[レーゲンスブルク教会管区]](1951年開設、[[レーゲンスブルク]]、 [[オーバープファルツ行政管区]]地域)
 
=== 地区と教会共同体 ===