「ハートレー第2彗星」の版間の差分
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{{彗星
| 日本語名 = ハート
| 符号 = 103P
| 周期彗星番号 = 103
| 英語名 = Hartley
| 画像 = [[ファイル:495296main epoxi-1-full full.jpg|250px]]<br /><small>EPOXIミッションにおいて<br />撮影されたハート
| 発見者 = [[マルコム・ハート
| 発見日 = [[1986年]][[3月15日]]
| 符号・別名 = <small>1985 V = 1986c =<br />103P/1986 E2 =<br />1991 XV = 1991t =<br />103P/1991 N1</small>
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| 次回近日点通過 = 2017年4月20日<ref name=jpldata/>
}}
'''ハート
1986年に[[マルコム・ハート
== 特性 ==
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2010年の接近の際に[[アレシボ天文台]]の[[レーダー]]にて観測した結果、彗星の核は非常に細長く、18時間で回転していることがわかった。エポキシ計画のプロジェクトマネージャーのティム・ラーソンは、彗星の核について「[[ボウリング]]のピンと[[ピクルス]]の間のような形だ」と表現している<ref>[http://www.nasa.gov/mission_pages/epoxi/epoxi20101028.html "Space Radar Provides a Taste of Comet Hartley 2"]、[[アメリカ航空宇宙局]]、2010年10月28日。</ref>。
地球の軌道の近傍を通過したにもかかわらず、これを起源とする[[流星群]]については未だに観測されていない。しかし、将来的には観測される可能性がある。ハート
[[2011年]]、[[ハーシェル宇宙望遠鏡]]による彗星本体及びコマの観測の結果、彗星の[[水素]]の[[同位体]]比が地球の[[海水]]における水素の比率と非常に近いことが判明し、地球の水の由来について一石を投じている<ref>[http://www.astroarts.co.jp/news/2011/10/06water/index-j.shtml 地球の水は彗星から? 彗星の中に地球と同じ組成の水を発見]、[[アストロアーツ]]、2011年10月6日、</ref>。
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<gallery>
ファイル:103p-hartley-tvext-20101006-300x232.jpg|2010年10月6日、4インチの望遠鏡で撮影したハート
ファイル:10-1009_comet103p_vcastro-ccsa3.0.jpg|2010年10月9日、[[二重星団]]の近くを進むハート
ファイル:Comet103P-2010-10-20.gif|2010年10月20日、ハート
</gallery>
== ディープ・インパクトのフライバイ ==
2005年に[[テンペル第1彗星]]を撮影した探査機[[ディープ・インパクト (探査機)|ディープ・インパクト]]は、今度はハート
== 将来 ==
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== 日本語での読み方 ==
"Hartley"の日本語表記にはハート'''レー'''のほか、「ハート'''リー'''」、「ハート'''レイ'''」がある。英語での発音に最も近いのは2番目だとされ
|url=http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20101014/comet.html
|title=ハートレイ彗星の情報:国立天文台
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}}</ref>、日本のマスコミや科学雑誌[[ナショナルジオグラフィック (雑誌)|ナショナルジオグラフィック]]の日本語版サイトではなどでは1番目の「ハートレー」が用いられている<ref>{{Cite news
|url=http://mainichi.jp/select/wadai/graph/CometHartley2/
|title=NASAが撮影成功 ハート
|work=毎日.jp
|newspaper=[[毎日新聞]]
|