「社会階級」の版間の差分

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21世紀初頭の現代日本では、[[日本国憲法第14条|憲法第14条]]が[[法の下の平等]]を規定しており、法律上は[[皇族]](一部除く)を例外として、[[国民]]の間には世襲的な特権階級は存在しない。
 
しかし、法律上は廃止されていても、他の旧貴族制度があった国々同様、被差別部落や旧[[士族]]、旧[[華族]]、旧大名といった歴史的な階級も、慣習として一定の根拠をもち社会に根強く残っており、とりわけ前者旧被差別部落差別は現代でも差別として問題になっている。
 
また、人種差別や民族差別も諸外国同様盛んであり、先住民でマイノリティーであり、征服された民族であるアイヌ人や琉球人は征服者であり民族的マジョリティーであるヤマトに比して、劣悪な経済状態や社会状態に置かれている。沖縄は本土に比して経済状態で大きな格差があり、またアイヌ民族の多くは現在でも教育・収入等で下層階級に置かれている。また諸外国同様旧植民地民族や移民への人種差別や民族差別も盛んであり、その結果として旧植民地出身者・移民の二世三世が学歴や収入で下層・劣位に置かれたり、移民労働者が安く労働力を買いたたかれている。