削除された内容 追加された内容
m 記述の移動
m 表に追加。その他を移動。
11行目:
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin:1em auto;"
|+ 電子殻に収納可能な電子数
! style="width:3em;"|殻
! style="width:6em;"|主量子数 ''n''
! style="width:6em;"|電子数 2''n''<sup>2</sup>
! 小軌道
|-
| K殻 || 1 || 2 || s
|-
| L殻 || 2 || 8 || s+p
|-
| M殻 || 3 || 18 || s+p+d
|-
| N殻 || 4 || 32 || s+p+d+f
|-
| O殻 || 5 || 50 || s+p+d+f+g
|-
| P殻 || 6 || 72 || s+p+d+f+g+h
|}
 
* 電子殻のアルファベットがKから始まるのは、発見当初はまだこれより小さい殻があると考えられていたため、10個分の予約を確保し、11個目のKがあてられた。しかし、K殻よりも小さい殻は発見されなかった。
 
* 英版(英語圏)では電子殻を数字で表示し、ローマ字表示もされると記述されている。"1 shell"(K殻)、 "2 shell"(L殻)、 "3 shell"(M殻)、、、。
 
== 小軌道 ==
英語でelectron subshellといい、「小軌道」、「'''副電子殻'''」<ref>weblio [http://ejje.weblio.jp/content/sub-electron+shell sub-electron shell] </ref>、「'''亜殻'''」と言われる。ここでは本項目である「電子殻」と区別しやすくするため「小軌道」と表示する。小軌道は電子殻を構成する電子軌道の集まりで、エネルギー準位の低い内側のs軌道から始まり、p、d、f、g軌道と続く。各電子殻での小軌道の電子容量の和がその電子殻の電子容量となる。 K殻ではs軌道の2個のみ、L殻ではs軌道の2個とp軌道の6個の計8個、M殻ではs軌道の2個、p軌道の6個、d軌道の10個の合計の18個となる。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin:1em auto;"
54 ⟶ 59行目:
 
2012年の時点で発見が報告されている(未公認を含む)元素は、右図の小軌道6dおよび続く7sを満たし、7pに電子を収容している元素である。
 
== その他 ==
* 電子殻のアルファベットがKから始まるのは、発見当初はまだこれより小さい殻があると考えられていたため、10個分の予約を確保し、11個目のKがあてられた。しかし、K殻よりも小さい殻は発見されなかった。
 
* 英版(英語圏)では電子殻を数字で表示し、ローマ字表示もされると記述されている。"1 shell"(K殻)、 "2 shell"(L殻)、 "3 shell"(M殻)、、、。
 
== 脚注 ==