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'''教材'''(きょうざい)とは、
== 概要 ==
例えば、[[学校]]等で使用される教材としては、[[教科書]]、[[問題集]]、[[資料集]]などの図書、[[授業]]で配布される[[プリント]]、[[ワークシート]]など授業をする教師が作成した資料の他、[[教室|理科室]]で実験を行う際に使用する器具や人体模型、[[体育館]]にあるボール、英単語とその意味が書かれたフラッシュカードなど、授業で扱われているさまざまなものがこれにあたる。他にも学習者が[[自習]]のために書店などで購入した問題集や、自作した公式集、[[単語帳]]なども教材といえよう。▼
教材・学習材には、主に[[図書]]をはじめとする資料や各種の道具などが該当する。学習材については、[[学習]]を支援する教材という意味で「学習教材」の語が時として用いられることもある。
▲
==学校における教材==▼
日本では、[[義務教育]]([[小学校]]・[[中学校]]などにおける学齢者に対する教育)においては、教科書(教科用図書)は無料で提供されているが、義務教育が行われていない後期[[中等教育]]([[高等学校]]などにおける教育)以上になると、教科書供給所(書店と兼ねられることが多い)などを通じて教科書(教科用図書)を購入する必要がある。
▲== 学校における教材・学習材 ==
教材は教師が授業をする上で必須であり、授業準備とは教材準備といっても過言ではない。教科書はもちろん、資料集、[[宿題]]に課すプリントなど、多様な教材が多くの出版社で作成されているが、授業に使用する教材のほとんどは、授業をする教師が自ら研究し、作成したものである。
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一方、教師が作成する教材は、その授業のために、あるいは教師が目の前にしている学習者のために作成する。授業内容にあわせて作成でき、対象となる[[学習集団]]が不得手としている学習内容に焦点を絞る、対象となる学習者によって内容を微妙に変えるなど、そのニーズに応じた教材にすることができる。授業者である教師が作成するのだから、学習者から意見があったり、万が一使い勝手が悪かったりすれば、すぐに教材に改良を加えることも可能である。また、「手作りの教材のほうが、教師の真剣さが学習者に伝わる」という意見もある。反面、汎用性がなかったり、十分に[[校閲]]できていない場合もある。
===コンピュータの発達による教材の変化===▼
近年は[[コンピュータ]]の発達により、コンピュータを利用して作成した教材も増えてきた。▼
* [[通信販売]]▼
* [[訪問販売]]▼
手書きのプリント教材の場合、文字が汚かったり印刷不鮮明だったりして読みづらいこともある。しかし、[[ワードプロセッサ]]の発達によりこれらの問題は解決し、さらに一度作った教材を再編集したり、コンピュータ上でコピーするなどして再利用することも可能となった。また、かつては透明のシートに油性ペンで書いた教材を[[オーバーヘッドプロジェクター]]([[OHP]])でスクリーンに投影することも行われていたが、インターネットで検索したり、[[スキャナ]]で取り込むなどして収集した資料を基に作成した[[プレゼンテーション]]教材を、スクリーンに提示して授業を行うことも増えている。しかし、'''コンピュータ上で行う手作業'''であるがゆえに、作成者の勝手が聞かず教材作成に時間がかかることもある。▼
=== 教材・学習材における訪問販売の特徴 ===
また、コンピュータで作成した自習教材を[[インターネット]]上に公開する例も増えている。これらには[[不登校]]の児童・生徒を対象に開発されている教材も多く、なかには解答を送信すると[[添削]]して返してくれるというサービスもあるようだ。▼
*電話勧誘あり▼
*家庭を訪問する[[セールスマン]]がいる▼
*複数教科および複数年のセット販売でバラ売り不可能▼
*教材が数十万円~数百万円で高額であり[[クレジット]]販売を用意▼
学習教材販売会社はターゲットを絞り込む。[[役場|市町村役場]]に出向き、[[住民基本台帳]]を閲覧する。閲覧で得た小中高生のいる自宅に電話勧誘を行う。その後家庭訪問のアポイントメントを取り、[[模擬テスト]]を受けさせる。この模擬テストは2,900円程度に価格設定されている。これは3,000円未満の商品は[[特定商取引法]]で[[クーリングオフ]]対象外であるため、クーリングオフを防ぐ目的と考えられる。▼
===教材の種類===▼
模擬テストは次回来訪させるためのネタであり、無残なテスト結果を親子に説明し将来を不安にさせ、高額な教材を販売するのが基本的な営業スタンスである。▼
*[[教科書]]
**[[副読本]]、[[問題集]]、[[資料集]]
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**[[マット]]、[[ボール]]、[[縄跳び]]の縄、[[バット]]
▲近年は[[コンピュータ]]の発達により、コンピュータを利用して作成した教材・学習材も増えてきた。
*[[教材開発]]▼
*[[教科書]]▼
*[[ノート]]▼
*[[教材社]]▼
*[[副教材]]▼
▲手書きのプリント教材の場合、文字が汚かったり印刷不鮮明だったりして読みづらいこともある。しかし、[[ワードプロセッサ]]の発達によりこれらの問題は解決し、さらに一度作った教材を再編集したり、コンピュータ上でコピーするなどして再利用することも可能となった。また、かつては透明のシートに油性ペンで書いた教材を[[オーバーヘッドプロジェクター]]([[OHP]])でスクリーンに投影することも行われていたが、インターネットで検索したり、[[スキャナ]]で取り込むなどして収集した資料を基に作成した[[プレゼンテーション]]教材を、スクリーンに提示して授業を行うことも増えている。しかし、'''コンピュータ上で行う手作業'''であるがゆえに、作成者の勝手が聞かず教材作成に時間がかかることもある。
==外部リンク==▼
*[http://testkyouzai.zero-yen.com/ 先生のためのプリント教材作成術] 中間・期末テスト、実力テストなどの問題づくりや入試問題の出題傾向分析方法の事例を紹介。メールマガジンも発行。 ▼
*[http://homepage2.nifty.com/masudaki/ 調べ学習教材リンク] 教師とこどものための調べ学習のサイト。▼
*[http://momiji.jpf.go.jp/kyozai/index.php みんなの教材サイト]国際交流基金の日本語国際センターが運営する日本語教師のためのもの。▼
*[http://www.gakkoukyouzai.com/ 学校教材.com 学校教材推進サイト] 学校教材の購入サイト。▼
▲また、コンピュータで作成した自習教材を[[インターネット]]上に公開する例も増えている。これらには[[不登校]]の児童・生徒を対象に開発されている教材も多く、なかには解答を送信すると[[添削]]して返してくれるというサービスもあるようだ。
[[Category:教育|きょうざい]]▼
{{education-stub}}▼
==
▲* [[教材開発]]
▲* [[教科書]]
▲* [[ノート]]
▲* [[教材社]]
▲* [[副教材]]
▲== 外部リンク ==
▲* [http://testkyouzai.zero-yen.com/ 先生のためのプリント教材作成術] 中間・期末テスト、実力テストなどの問題づくりや入試問題の出題傾向分析方法の事例を紹介。メールマガジンも発行。
▲* [http://homepage2.nifty.com/masudaki/ 調べ学習教材リンク] 教師とこどものための調べ学習のサイト。
▲* [http://momiji.jpf.go.jp/kyozai/index.php みんなの教材サイト]国際交流基金の日本語国際センターが運営する日本語教師のためのもの。
▲* [http://www.gakkoukyouzai.com/ 学校教材.com 学校教材推進サイト] 学校教材の購入サイト。
▲== 学習教材の販売方法 ==
▲学習教材の販売方法は次の3つに大きく分けられる。
▲*[[店頭販売]](書店で)
▲*[[通信販売]]
▲*[[訪問販売]]
▲通信販売は[[ベネッセコーポレーション]]、[[知の翼]]、[[Z会]]などが有名である。
▲訪問販売の学習教材には次の特徴がある。
▲*電話勧誘あり
▲*家庭を訪問する[[セールスマン]]がいる
▲*複数教科および複数年のセット販売でバラ売り不可能
▲*教材が数十万円~数百万円で高額であり[[クレジット]]販売を用意
▲学習教材販売会社はターゲットを絞り込む。[[役場|市町村役場]]に出向き、[[住民基本台帳]]を閲覧する。閲覧で得た小中高生のいる自宅に電話勧誘を行う。その後家庭訪問のアポイントメントを取り、[[模擬テスト]]を受けさせる。この模擬テストは2,900円程度に価格設定されている。これは3,000円未満の商品は[[特定商取引法]]で[[クーリングオフ]]対象外であるため、クーリングオフを防ぐ目的と考えられる。
▲模擬テストは次回来訪させるためのネタであり、無残なテスト結果を親子に説明し将来を不安にさせ、高額な教材を販売するのが基本的な営業スタンスである。
▲学習教材販売会社は社員の定着率が悪い。達成すべき[[ノルマ]]を守らないと[[うつ病]]になりそうなプレッシャーを与えられるため、契約に必死になる。ある意味末端の社員も被害者である。
▲[[Category:教育|きょうざい]]
[[Category:学校教育|かくしゆうきようさい かくしゅうきょうさい]]
[[Category:書物|かくしゆうきようさい かくしゅうきょうさい]]
▲{{education-stub}}
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