「ビデオカメラ」の版間の差分

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組み立て型は、「カメラヘッド」と「録画部」は別のコンポーネントとなっているが、それを組み合わせて一体型として使うことが前提とされている。業務用ビデオカメラの一部がこれに該当する。以前は業務用ENGカメラの大半がこのタイプであり、カメラヘッドと録画部を必要に応じて選択できることから、必要とするシステムを容易に組み立てられるというメリットがあった。また、カメラヘッド専業メーカーのカメラヘッドを採用する場合にはこのスタイルになるのが一般的だった。しかし録画部の形式が寡占化したことなどから組み立て式であることのメリットが薄れ、一体型にトレンドが移行した。
 
==== ハイビジョン化、記録方式・記録媒体の多様化(2000年代) ====
2000年代に入るとテープ以外の[[DVD]]・[[HDD]]・[[フラッシュメモリ]]などに映像を記録するビデオカメラが登場し、同時に旧来のビデオ方式である標準画質から新世代のビデオ方式である[[ハイビジョン]]への移行が進んだ。
 
[[High Definition Video|HDV]]規格の[[MPEG-2]]より少ないデータ容量で長時間HD記録ができる[[H.264]]へ移行し2006年には[[AVCHD]]という規格を策定、[[ソニー]]、[[パナソニック]]、[[キャノン]]などが採用している。
 
放送用・業務用機でも、ノンリニア編集を前提とする後処理作業との連携も視野に入れて、テープではなく[[メモリカード]]([[ソリッドステートドライブ|SSD]]や[[コンパクトフラッシュ|CF]]、[[w:SxS|SxS]])や[[ハードディスク]]パックなどを採用するものが増加しつつある。
 
===大きさ===