「ヴィトルト・ルトスワフスキ」の版間の差分

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[[クリスティアン・ツィマーマン]]の完璧な演奏マナーに支えられた「ピアノ協奏曲」や「交響曲第四番」も同路線で作曲されている。[[1993年]]の「[[ロサンジェルス・フィルハーモニック]]のためのファンファーレ」(Fanfare for Los Angeles Philharmonic)でも、金管の同音連打がかつての彼の様式を偲ばせるが、楽譜は定量記譜の中に収まっている。
 
京都賞を受賞の際も車椅子の類は一切用いず、心身ともに充実している感を多くの人々に印象付けたものの、1994年に急に体調を崩して逝去。夫人もその数ヵ月後に後を追った。武満徹に向かって「トオル、メロディーについて考えているか?これからの作曲家も常にメロディーのことを考えなければならない(出典:武満徹著作集VOL4」と語ったように、旧来の音楽語法への深い理解は全時期を通じかわらなかった。
 
==エピソード==