「アサバスカ川」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: sr:Атабаска (река) |
英語版の2012年12月05日05時13分の版より、私が必要とする部分のみを翻訳。また一部加筆。 |
||
17行目:
|出典=en:Athabasca River 21:32, 7 October 2009
}}
'''アサバスカ川'''（英:Athabasca River、仏:rivière Athabasca）は、[[カナダ]]西部、[[アルバータ州]]を流れる[[マッケンジー川]][[水系]]の[[河川]]である。
== 概要 ==
アサバスカ川は、[[ジャスパー国立公園]]内にある[[コロンビア氷原]]から流れ出している氷河の1つである、[[アサバスカ氷河]]の先端部で溶けた水を源流とする。そこからおおむね北東方向へと流れ、[[ウッドバッファロー国立公園]]内で[[アサバスカ湖]]に注ぐ。なお、[[ジャスパー (アルバータ州)|ジャスパー]]からおよそ30km上流には、[[アサバスカ滝]]が存在する。ちなみに、河川名の「アサバスカ（aðapaskāw）」というのは、[[クリー語]]で「次々と[[植物]]が生えている場所」といった意味であり
<ref>
Bright, William (2004). "Native American Place Names of the United States." p.52 （アメリカ合衆国内の先住民に由来する地名）Norman: University of Oklahoma Press
</ref>
、要するに、[[種 (分類学)|何種類]]もの植物が見られる場所ということであるという説が存在する。一方で、河川名の「アサバスカ」というのは、クリー語で「[[アシ]]の生えている場所」という意味で
<ref>
蟻川 明男 『世界地名語源辞典（3訂版）』 p.6 古今書院 2003年3月1日発行 ISBN 4-7722-4041-1
</ref>
、つまり、アシの生えるような[[水辺]]であるという説も存在する。この他特筆すべきこととして、この川の流域には[[アサバスカ・オイルサンド]]（アサバスカ油砂）が分布しているため、この川は、[[水銀]]や[[鉛]]を始めとする11種類の有害な元素によって汚染されていることが確認されている
<ref>
[http://www.theglobeandmail.com/news/national/prairies/elevated-levels-of-toxins-found-in-athabasca-river/article1689578/ Elevated levels of toxins found in Athabasca River.] （the Globe snd Mailのサイトより）
</ref>
。
また、これは余談だが、このアサバスカ川沿いには、アサバスカの名を冠した町（[[:en:Athabasca, Alberta|Athabasca]]）も存在している。
== 主な支流 ==
* アストリア川（Astoria River）
* スネアリング川（Snaring River）
* スネイクインディアン川（Snake Indian River）
* ファイアバグ川（Firebag River）
* フィドゥル川（Fiddle River）
* フリーマン川（Freeman River）
* マクリーオド川（McLeod River）
* マライン川（Maligne River）
* Miette River
* Whirpool River
==
<references/>
▲*[[レッサースレーヴ川]]
▲*[[サンワプタ川]]
▲[[ファイル:Athabasca Watershed-WCanada.png|left|thumb|250px|アサバスカ川流域]]
{{DEFAULTSORT:あさはすか}}
[[Category:カナダの河川|あさはすかかわ]]
| |||