「カトリック教会の性的虐待事件」の版間の差分

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=== イギリス ===
[[イギリス]]でもカトリック聖職者による児童虐待が問題となっている。2000年半ばころから、各地のカトリック系の学校で、教師でもある聖職者から性的な虐待を受けたという過去の事例が次々と明るみに出、いくつかのケースで有罪判決が下された<ref>[http://en.wikipedia.org/wiki/Sexual_abuse_scandal_in_the_English_Benedictine_Congregation]</ref>。なかでも、イギリスのカトリックの最高位にあったバジル・ヒューム[[枢機卿]]が教区長時代の1970年代に、生徒の親から訴えがあった性的虐待に対して緘口令を出していたことが報じられ、大きな騒ぎとなった<ref>[http://www.yorkshirepost.co.uk/news/around-yorkshire/local-stories/ampleforth-child-abuse-scandal-hushed-up-by-basil-hume-1-2590484 "Ampleforth child abuse scandal hushed up by Basil Hume" Yorkshire Post]</ref>。
[[イギリス]]でもカトリック聖職者による児童虐待が問題となっている。
 
[[教皇]][[ベネディクト16世]]は2010年[[9月16日]]から4日間、[[1534年]]に[[ヘンリー8世]]がローマ教会と袂を分かって以後の歴代教皇では初めて[[英国]]を公式訪問した(非公式訪問は[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|ヨハネ・パウロ2世]]が既に行っている)。教皇の訪問に際し、当該問題に対するデモなどが複数計画されていた<ref>[http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2756631/6189136 ローマ法王が16世紀後初の公式訪英] (2010年09月16日 21:00 AFPBB News)</ref>。