「VF-11 サンダーボルト」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
7行目:
『[[超時空要塞マクロス]]』から劇中で約30年が経過した西暦2040年という設定のOVA『マクロスプラス』にて初登場。30年が経過していれば当然、次世代機が出ているだろうということで[[VF-1 バルキリー]]に変わる新たな機体としてデザインされた。デザイナーの[[河森正治]]曰く、[[VF-1 バルキリー]]を出しても良かったが、意地になって新たにデザインしたという<ref>B-CLUB Vol.145</ref>。デザインコンセプトは[[翼竜]]で、翼竜が翼を広げたように見えるようになっている<ref>マクロス・ザ・ライド ビジュアルブック2 77頁</ref>。
 
『プラス』劇中ではVF-11Bが量産され普及しており、主人公であるイサム・ダイソンも[[VF-19 エクスカリバー#YF-19|YF-19]]の前に乗っている。『プラス』作中では広く普及ているがかし、[[VF-22 シュトゥルムフォーゲルII#YF-21|YF-21]]をレーダーで捕らえられなかったり、ブースターを増設しないと追いつけないなど最新鋭機に対しては性能差を見せつけられる。
 
同時期にテレビ放映された『マクロス7』は2045年が舞台となっており、VF-11C、VF-11D改、VF-11MAXL改が登場する。当初は『マクロス7』の主人公([[熱気バサラ]])もVF-11からVF-19に乗り換える構想があったが、VF-11はおもちゃにした時の強度に問題があったため、実現しなかった<ref>マクロスデジタルミッションVF-X 最強攻略ガイド</ref>。VF-11MAXL改ミレーヌバルキリーはヒロインの[[ミレーヌ・ジーナス]]が搭乗する機体で、初の女性型バルキリーとしてデザインされた。VF-1Jミリア機や[[VF-2SS バルキリーII|VF-2SS]]シルビー機など女性パイロットが乗るバルキリーは従来もあったが、形状も女性的な機体はマクロスシリーズ初。
81行目:
== バリエーション ==
; VF-X-11
:『アドバンスド・バルキリー』に登場するAFTI(Advanced Fighter Technology Integration)の実験機。[[ブレンデッドウィングボディ]](翼胴一体)で[[主翼]]の先が跳ね上がっており、[[垂直尾翼]]の役割を果たす。[[カナード]]翼がついている。エンジンは機体の上部に2機搭載されている。機体のサイズは[[VF-1 バルキリー]]より若干小さい。この機体を奪った反統合思想を持つゼントラーディ勢力が後に独自の可変戦闘デバイスである[[可変戦闘機#ゼントラーディ系|フェイオス・バルキリー]]を開発する
;VFX-11
: 『[[マクロスM3]]』に登場する性能評価用の試作型。開発時にはカナードの採用を巡って論議が起こり、カナード非採用型1機とカナード採用型2機の計3機が試作された。カナード採用型はカナード非採用型から改造されて製造された。西暦2030年の惑星ベルファンにおける統合政府要人誘拐事件において、[[マクシミリアン・ジーナス]]、[[ミリア・ファリーナ|ミリア・ファリーナ・ジーナス]]夫妻による救出作戦にそれぞれのパーソナルカラーに塗装したカナード採用型のVFX-11が極秘裏に投入され、スリーサーフィス機の大気圏内での優れた運動性を実証したという経緯がある。
: フォールドブースターを装備したVFX-11を奪った反統合思想を持つゼントラーディ勢力が後に独自の可変戦闘デバイスである[[可変戦闘機#ゼントラーディ系|フェイオス・バルキリー]]を開発した<ref>マクロス・クロニクル No.46 31頁</ref>。ただし、形状などは大きく異なる。
:;VFX-11 マックス機
::ブルーのカラーリングのVFX-11。