「トータティス (小惑星)」の版間の差分
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| 画像説明 = トータティスの3Dイメージ
| 仮符号・別名 = 1989 AC
| 分類 = [[地球近傍小惑星]]<br />([[潜在的に危険な小惑星|PHA]])
| 軌道の種類 = [[アポロ群]]<br />([[アリンダ族]]<br />[[火星横断小惑星|火星横断]])
}}
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{{天体 軌道
| 色 = 岩石天体
| 元期 =
| 軌道長半径 = 2.
| 近日点距離 = 0.
| 遠日点距離 = 4.
| 離心率 = 0.629
| 公転周期 = 4.
| 軌道傾斜角 = 0.45 [[度 (角度)|度]]
| 近日点引数 = 278.
| 昇交点黄経 = 124.
| 平均近点角 =
}}
{{天体 物理
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フランスの[[漫画]]『[[アステリックス|アステリックスの冒険]]』("Les aventures d'Asterix") に登場する、[[ガリア神話]]の神[[トータティス]]にちなんで命名された。もっともポラス自身は、その時点では漫画の作者の創作だと思っていた。この星の軌道傾斜角がかなり低く、遠い将来地球に衝突するのではないかと考えられたため、空から降ってくるといわれたこの神の名を付けたという。
トータティスの公転周期は木星と3:1の[[軌道共鳴|共鳴]]関係にある。[[軌道傾斜角]]が小さく、公転周期が地球のほぼ4倍となっているため、定期的に地球のすぐ近くを通ることになる。現在までに最も接近した時の距離は、約90万km(地球 - [[月]]間の2.3倍)である。[[2004年]][[9月29日]]には156万km(同4倍)まで接近し、観測の機会を与えた。[[2008年]][[11月9日]]には752万kmまで接近した。[[2012年]][[12月12日]]には693万kmまで接近した。
自転は二つの独立した回転運動からなり、組み合わさると全体としては非周期的な自転運動となる。このため、トータティス表面では、日の出や日の入りは、てんでバラバラな方向と時刻に起こる。
[[1994年]]に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ゴールドストーン天文台]]で行われた[[レーダー]]観測によると、トータティスは幅4.6kmと2.4kmの二つの部分からなる「[[ダンベル]]形」をした不規則な形状をもつ[http://www.solarviews.com/raw/ast/toutat8.gif
[[2010年]]に打ち上げられた中国の月探査機[[嫦娥2号]]は、月探査ミッション終了後にトータティス
▲中国の月探査機[[嫦娥2号]]は月探査ミッション終了後にトータティスへの接近観測を行うことになり、2012年12月13日に最接近した。そして93-240km離れた距離から撮影した解像度の高い写真を公開した<ref>{{cite news
| title = Chang'E 2 imaging of Toutatis succeeded beyond my expectations!
| url = http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2012/12141551-change-2-imaging-of-toutatis.html
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[[Category:S型小惑星]]
[[Category:アリンダ族]]
[[Category:探査機が訪れた小惑星]]
[[Category:天文学に関する記事]]
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