「クリストファー・マーロウ」の版間の差分

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===大学の長期休学===
マーロウは1584年以降、少なくとも二度にわたり大学を無断で長期欠席した。しかもこの長期欠席のあいだ、マーロウがひそかに[[フランス]]へ渡り、[[ランス]]にあった[[カトリック教会|カトリック]]教徒の[[秘密結社]]に加入し、[[エリザベス1世 (イングランド女王)|女王]]打倒の陰謀に加わったという噂が流れた。これが修士号授与のさいに問題とされ、大学によって事情を査問されたが、マーロウの回答は大学側を納得させるものではなかった。マーロウはとある高官(名は知られていない)のコネを使ったらしく、まもなく[[枢密院 (イギリス)|枢密院]]からマーロウが「女王のために多大な働きをした」と記した書簡が送られてきた。これによってマーロウは修士号を得ることができた。
 
マーロウは休学中に女王の[[諜報機関]]の活動に関与していたという説があり、一定の支持を得ている。彼がこのとき頼った高官というのも、諜報機関の長であるウォルシンガムに擬せられる。さらに彼は単に諜報に従事しただけでなく、敵方にも情報を流す二重スパイであったという説もとなえられている。