「フォルスタッフ」の版間の差分

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もっとも、このようなフォルスタッフの「殺害」については、当時から人気の高かったフォルスタッフを勝手に登場させた戯曲などがまかり通っており、シェイクスピアはそのような事態を防ぐために、自らの「息子」を死んだことにして守らなければならなかったといわれている。
 
[[イングランド王国|イングランド]]女王[[エリザベス1世 (イングランド女王)|エリザベス1世]]がフォルスタッフをたいそう気に入り「彼の恋物語が見たい」と所望したため、シェイクスピアはフォルスタッフを主人公とした『[[ウィンザーの陽気な女房たち]]』を書いたと言う説もある。同作では勝手な思い込みから2人の夫人に恋を仕掛ける愉快な好色漢として描かれている。
 
ヘンリー5世の盟友であった[[ジョン・オールドカースル]](Sir John Oldcastle)がモデルとされている。初演時に名前をそのまま流用すると、子孫から抗議を受けた。そこでやはり実在の人物で『[[ヘンリー六世 (シェイクスピア)|ヘンリー六世]]』(第1部)にも登場する[[ジョン・ファストルフ]](Sir John Fastolf)の姓を綴り変えた、フォルスタッフという架空の姓を創造した。