「アーカイブ」の版間の差分

'''アーカイブ''' (archive) とは、日本では一般的に'''[[書庫]]や[[保存記録]]'''と訳されることが多いが、元来は公記録保管所、公文書、または公文書の保管存所、履歴などを意味し、記録を保管存しておく場所である。[[公文書館]]を参照のこと。

アーカイブの複数形としてアーカイブズがあり、文書や資料、また美術作品の保管存を目的とした施設や仕組みを指す。なお、過去に放送された番組や関係資料の所蔵・閲覧を目的とした映像拠点として[[2003年]]（[[平成]]15年）に[[埼玉県]][[川口市]]にオープンした[[NHKアーカイブス (施設)|NHKアーカイブス]]の「アーカイブス」は、「アーカイブズ」では末尾に[[濁音]]が続き発音しにくいために、[[日本放送協会|NHK]]によってつくられた造語である。

インターネットで公開されている情報を[[クローラ]]を用いて収集・保管存する団体として[[インターネット・アーカイブ]]がある。保存した[[ウェブページ]]は履歴と共に一般に公開されており、無料で利用できる。サイトが消滅していても、保存時点の状態を閲覧できる場合もある。