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:貧しい画家と歌手の子。持ち前の美貌と才気で上流社会への進出を目指す。女学校を出たあと、[[準男爵]]家の[[ガヴァネス]](家庭教師)の職を得、その家の次男(ロードン・クローリー)と駆け落ち結婚する。嘘付きで貪欲な女だが、処世術に長け、天性の女優性からその本性を見抜く者はほとんどいない。
;アミーリア・セドリ
:レベッカの学友。父親は株屋だが、のちに破産する。心優しい性格で非常に繊細な心の持ち主。美人というわけではないが、性格のよさから男性にもてる。夫となるジョージ・オズボーンを非常に愛しているが、ジョージは妻を顧みず、ベッキーと浮気をしている。
;ジョーゼフ・セドリ
:アミーリアの兄。[[イギリス東インド会社|東インド会社]]に勤めており、金持ちだが([[ネイボッブ]])、デブでうぬぼれ屋。ベッキーに魅かれている。
;ジョージ・オズボーン
:アミーリアの幼馴染で[[許婚]]。商人の子。陸軍中尉になるが、のちに戦死する。放蕩息子であり、不誠実な遊び人。
;ウィリアム・ドビン
:ジョージの親友。商人の子。陸軍大尉。密かにアミーリアに恋をしている。誠実で実直。唯一、ベッキーの本性を見抜いている。
;ロードン・クローリー
:ベッキーと結婚する。軍人だが、カード賭博でいくばくかを稼いでいる。