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==歴史==
次世代オペレーティングシステムとして計画されていた {{lang|en|[[Copland]]}} プロジェクトが挫折に終わり、アップルは完全な自社開発をあきらめ、他社の技術を導入することに決定した。一時は {{lang|en|[[BeOS]]}}{{lang|en|[[Solaris]]}}{{lang|en|[[Microsoft Windows NT|Windows NT]]} さえ検討対象にあがり交渉が行われた。外部では {{lang|en|BeOS}} が最有力と見られたが、最終的には[[スティーブ・ジョブズ]]が創業しCEOを務めていた {{lang|en|NeXT}} 社を買収してそのオペレーティングシステム {{lang|en|OPENSTEP}} をもとに {{lang|en|Mac OS}} の使い勝手を導入したオペレーティングシステム(コードネーム Rhapsody){{lang|en|Rhapsody}})を開発することとなった。
 
{{lang|en|Rhapsody}} の機能を生かすには、{{lang|en|[[Cocoa]]}} の前身である {{lang|en|Yellow Box(OPENSTEPBox}}({{lang|en|OPENSTEP}} の[[アプリケーションプログラミングインタフェース|API]])でプログラムを一から書き直さなければならなかったので、従来からの開発者の支持を得ることができなかった。そのため、従来の {{lang|en|Macintosh}} の API である {{lang|en|[[Toolbox]]}} をベースに {{lang|en|[[Carbon]]}} を開発し、これを {{lang|en|NeXT}} 由来の技術と統合した「{{lang|en|Mac OS X}}」への移行が宣言される。{{lang|en|Rhapsody}} を元にサーバ向けの [[Mac OS X Server 1.0|{{lang|en|Mac OS X Server}} 1.0]] としてリリースされた後、{{lang|en|Mac OS X}} がリリースされた。
 
2001年にリリースされた {{lang|en|Mac OS X}} は、{{lang|en|Mac OS}} とも {{lang|en|OPENSTEP}} とも異なる新たなインタフェース「{{lang|en|Aqua}}」をまとって登場。従来の {{lang|en|Mac OS}} とは全く異なる、堅牢な[[マルチタスク]]のオペレーティングシステムで、{{lang|en|Copland}} プロジェクトが目指していたものを遥かに超えるものを実現した<ref>{{lang|en|Copland} 以前に {{lang|en|Macintosh}} の後継システムとして構想されていた {{lang|en|[[Taligent|Pink]]}} が目指していた完全オブジェクト指向オペレーティングシステムの構想が形を変えて実現したとも言える</ref>。初期の版では動作の遅さが指摘されたが、改版ごとにオペレーティングシステム内部の最適化が進み、{{lang|en|[[Quartz Extreme]]}} などの新技術により解決された。
 
==バージョン==