「1812年 (序曲)」の版間の差分

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クライマックス付近では楽譜上に[[大砲]] (cannon) の指定がある。初演の際に本物の大砲を使ったかどうかについては、解説書等でも「実際の大砲が使われ…」という肯定説や、「チャイコフスキーが生前意図しながら果たせなかった…」という否定説など様々あり、結論は出ていない。記録上で最初に大砲を使った「1812年」の演奏としては、年次は不明ながら[[ロンドン]]の[[水晶宮|クリスタル・パレス]]におけるコンサートといわれているが、詳細は不明である。日本では、[[1962年]][[5月12日]]に[[阪急西宮スタジアム|西宮球場]]で行われた「第2回2000人の吹奏楽」での演奏が記録に残る古い物の一つである(2年後の第4回、[[2000年]]の第40回で再演されている。第40回では大砲は使わなかった)。
 
現在では、[[ボストン交響楽団]]の夏の拠点である[[タングルウッド音楽祭]]における演奏等で本物の大砲を使った「1812年」の演奏が聴けるほか、以下のように各地の[[音楽隊 (陸上自衛隊)|陸上自衛隊]]行事でしばしば演奏されている。いずれも[[空包]]で演奏される。[[音楽隊 (陸上自衛隊)|陸上自衛隊音楽隊]]が演奏する際は、特科部隊が音楽隊へ編入され、旧式の[[M101 105mm榴弾砲]]を撃つ<ref>[[#PANZER|PANZER]] P79</ref>。2007年の富士総合火力演習に於いては、現役装備である155mm口径の[[FH70]]を使用したが、発砲音が強力過ぎて演奏者や聴衆の聴覚が麻痺したため、失敗に終わった<ref>[[#ダイアプレス|ダイアプレス]] P73</ref>
 
{| class="wikitable" style="text-align: left"
! 演奏年 !! 会場(所在地) !! 行事名
|-
| 2007年 || [[朝霞駐屯地]]([[埼玉県]][[朝霞市]]) || コンサート<ref>[[#ダイアプレス|ダイアプレス]] P72</ref>
|-
| 2007年 || [[東富士演習場]]([[静岡県]][[御殿場市]]) || [[富士総合火力演習]]
== 参考文献 ==
* [[園部四郎]]『全音スコア 荘厳序曲「1812年」』[[全音楽譜出版社]]。ISBN 4-11-891651-7
*{{Cite book|和書|author=|date=2009年11月|title=笑える世界の軍隊 (DIA COLLECTION)|publisher=ダイアプレス|id=ISBN 978-4-86214-365-5|ref=ダイアプレス}}
*{{Cite book|和書|author = 荒木雅也他|title = 陸上自衛隊の車両と装備|date = 平成24年12月27日|publisher = PANZER1月号臨時増刊/525号、アルゴノート社|series = |isbn = |ref=PANZER}}
 
== 外部リンク ==
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