「沖田十三」の版間の差分

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西暦2199年10月、ガミラス戦役における地球防衛軍艦隊最後の組織的戦闘となった[[冥王星]]会戦において、数・性能ともに圧倒的な[[ガミラス]]艦隊と戦った。地球の科学技術力が[[ガミラス]]に比して貧弱であったため、旗艦の[[沖田艦]]を残し(古代進の兄、古代守のミサイル艦は命令に反し現場にとどまった)、地球艦隊は壊滅してしまう。撤退命令に従わず徹底抗戦を主張してガミラス艦隊に特攻をかけようとする「[[ゆきかぜ (宇宙戦艦ヤマト)|ゆきかぜ]]」艦長[[古代守]]に「明日のために今日の屈辱に耐えるんだ、それが男だ」と説く。またこの戦いで実の一人息子も亡くしている。圧倒的不利な状況に追い込まれても絶望せず、ガミラスの降伏勧告を「バカめ」と一蹴し、敗走中にも「最後の一人になっても諦めない」と不倒の闘志を見せる。
 
ずっと行動を共にしてきた戦友でもある[[徳川彦左衛門]]評して曰く「万に一つの可能性を発見したらそれを信じ、沈着冷静に行動する人」。その評価が示すように、冥王星会戦で地球艦隊が事実上壊滅した状況であっても、訓練生[[古代進]]や[[島大介]]に「無駄死にはさせない」と発言。そして、秘密裏に建造されていた地球最後の宇宙戦艦ヤマトが完成すると、その初代艦長に就任し、[[宇宙放射線病]]という病を押して、14万8千[[光年]]の旅を率いる。病の進行と闘いながら指揮を執り続けていたが、前人未到且つ人類の命運の懸かった航海の艦長という重責と激務も相まって遂に倒れてしまう。復活をけて手術にみ成功するが、(おそらく艦内の設備では)病の進行を遅らせるだけでしかなかの効果にとどまった。その後、バラン星での戦闘時の[[古代進]]の働きを見て、彼を艦長代理に任命し補佐させながら指揮を執り続ける。
 
[[イスカンダル (宇宙戦艦ヤマト)|イスカンダル]]星到着直前の[[ガミラス]]本星での戦いでは病が悪化し指揮を執れなくなっていたが、戦況に苦悩する艦長代理の[[古代進]]に起死回生の策を授けるなど、病床に有っても沈着冷静な判断力は失われることはなかった。イスカンダル到着時には、乗組員に対し篤く労いと感謝の言葉を述べた。