「外国為替証拠金取引」の版間の差分

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* 取引単位は店頭取引については各社バラバラで、単位表示が、1通貨単位(SBI FXトレード、外為どっとコム等)、1枚あたりの通貨数量が、1枚=5万通貨(第一商品)、1ロットあたりの通貨数量が、1ロット=1000通貨(ヒロセ通商)、1ロット=1万通貨(FXトレード・フィナンシャル等)、1ロット=10万通貨(アルパリジャパン、外為ファイネスト等)などとあり、最低取引単位が1通貨単位、100通貨単位、1,000通貨単位、1万通貨単位、5万通貨単位、10万通貨単位などとあるので、注意が必要である。
* 取引時間やスプレッドについては各社バラバラである。
* 証拠金取引でレバレッジ効果があり、自由に決済期限をロールオーバー(繰り延べ)出来き、取引時間中であれば売りも買いも自由に参加したり離脱出来るため、[[先物取引]]と同様に輸出業者や輸入業者などの実需筋や投資家等が自己の裁量により将来の価格変動にともなうリスクを外国為替証拠金取引で回避または軽減する手段(リスクヘッジ、保険繋ぎ)にも活用出来る。また、一部の[[金融商品取引業者]]では、デリバリー(外貨受け渡し)も出来る点もメリットである。[[銀行]]との先物為替予約の場合は直先スプレッド(スワップレート)等が加味されたレートでの契約に対して外国為替証拠金取引の場合は、日々のスワップポイントが加減されるところが異なるため、厳密には適用される金利の性質は異なる。[[銀行]]等の[[金融機関]]との契約による先物為替予約は原則として、あらかじめ決めた予約の実行日または実行期間内に、締結済みの予約金額の全てを消化して使い切らなければならなく、途中解約の場合は解約違約金が発生するケースがあり、為替[[デリバティブ]]商品が、その商品設計が[[銀行]]側に極めて有利な内容になっていて社会問題となった商品も存在するが、外国為替証拠金取引によるリスクヘッジの場合は、取引時間内であれば、自己の都合、裁量で、決済期限を途中での変更が自由に設定でき、違約金が発生しなく、ヘッジのさじ加減が自由にできるのもメリットである。また、スプレッド([[銀行]]又は、[[金融商品取引業者]]の売り価格と買い価格の差額)の観点からしても、一般に、[[銀行]]との先物為替予約の2通貨間の固定金利と外国為替証拠金取引の2通貨間の日々の金利との違いを加味しても、[[銀行]]との先物為替予約よりも、外国為替証拠金取引のほうが取引コストが低いのも特徴である。
 
==ロング・ショート==