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→‎男装描写のある作品: 重要であれば本文中で説明されるはずなので、節ごと除去
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[[1979年]]の『[[ヴァレンチーノシリーズ]]』では、男装キャラクターが女性と恋に落ちるという一歩踏み込んだ描写が見られた。
[[1980年代]]に描かれた『[[不思議の国の千一夜]]』『[[パロスの剣]]』では男装キャラクターが女性への恋愛を通して完全に男性になる、もしくは男性性を確立するといった段階に至る。性差そのものが希薄化していた80年代の状況に即しているといえる。『[[9番目のムサシ]]』の主人公である篠塚高(No.9)は性別も年齢も関係なく能力で地位が決まる組織の最高部に属する8人と1体の一員であり、平坦な肢体であるものの衣服を着ている時は平坦に見せる補正下着を着用しているらしく絶壁だが、脱ぐと女性として認識するに足るボリュームの乳房がある。肉体は女性でも精神的には無性(セクスレス)であり生涯に唯一の恋人がたまたま男性だったことで、彼限定で精神的に女性化することで完全体の女性に変身する男性寄りの無性体と言っても過言ではない人間である。そして[[1996年]]に発表された男装ものの集大成といえる『[[少女革命ウテナ]]』では、旧来的な男性性の敗北とジェンダーカテゴリーからの解放が描かれている<ref name = "syojomanngajennda"/>。
 
== 脚注 ==