「ヴェストファーレン」の版間の差分

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'''ヴェストファーレン''' ('''Westfalen'''、[[ラテン語]]・[[英語]]:Westphalia(ウェストファリア)) は、[[ドルトムント]]、[[マンスター]]、[[ビーレフェルト]]、[[オスナブリュック]]を中心とした地域で、[[ノルトライン=ヴェストファーレン州]]および[[ニーダーザクセン州]]に跨る、[[ライン川]]と[[ヴェーザー川]]の間にある。ヴェストファーレンの境界は時代により異なり、一意に境界を策定できず、ために、面積や[[人口]]などのデータは非常に異なる。面積は16,000-22,000kmに及び、人口は430万人-800万人である。
 
もともと、皇帝[[バルバロッサ]]によって公爵領に上げれるまで、ヴェストファーレンは[[ソニーセン公国|ザクセン領]]の一部で、[[リッペ川]]の南の小さなエリアだけであった。その前身は、[[古代]]末から[[中世]]初頭にかけて[[サクソン人|ザクセン人]]を構成した4支族のひとつ、ヴェストファーレン支族の版図にまで遡ることができる。[[1807年]]から[[1813年]]まで、[[ナポレオン・ボナパルト|ナポレオン]]の従属国であった[[ヴェストファーレン王国]]があった。その後、ヴェストファーレンは[[プロイセン王国]]の州になった。
 
ヴェストファーレンは、[[30年戦争]]を終結させた[[1648年]]の[[ヴェストファーレン条約]]の締結地として知られている。