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例えば底面が正三角形の三角錐(正四面体ではない)では、頂点から底面に下ろした垂線は3回軸である。また、この垂線と三角錐の稜線を含む面(3つある)は鏡映面である。したがって、この図形では、対称操作として、恒等操作、120度時計回りの回転操作、120度反時計回りの回転操作、3つの鏡映操作が可能である。この6つの対称操作が群をつくることは、どの2つの連続操作も1つの操作で表現されることからわかる。
 
== 点群を記述する方法 ==
点群を記述するのには[[シェーンフリース記号]]か[[ヘルマン・モーガン記号]](国際記法、[[w:Hermann–Mauguin notation|Hermann–Mauguin notation]])のいずれかが用いられる。例えば底面が正三角形の三角錐の点群はシェーンフリース記号では C<sub>3v</sub>、ヘルマン・モーガン記号では 3m と表記される。