「ネレイド (衛星)」の版間の差分

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[[ジェラルド・カイパー]]によって発見された。名前は[[ギリシア神話]]の海の精、[[ネレイデス]]に由来する。海王星の衛星の中では[[トリトン (衛星)|トリトン]]、[[プロテウス (衛星)|プロテウス]]に続いて3番目に大きい。
 
[[太陽系]]の天体軌道が既知の衛星で最も[[離心率]]が高く(非衛星では[[セドナ]](e=0.86)の例がある)、非常に細長い[[楕円軌道]]をもつ。この特徴的な軌道のため、[[小惑星]]もしくは[[エッジワース=カイパー・ベルト天体]]が海王星の重力に捉えられたものと考えられている。また、公転周期はほぼ1年である。
 
自転周期は0.48日と計測されているが、この周期は観測するごとに、誤差の範囲を超えて違う値を示す。これは、ネレイドが[[歳差運動]]で自転周期が変化しているか、あるいは不規則回転をしている可能性を示している。不規則回転している天体の例では、[[土星]]の[[衛星]][[ヒペリオン (衛星)|ヒペリオン]]がある。