「揚げ物」の版間の差分

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揚げ物の廃油をそのまま捨てると排水管の内側にこびりついて詰まりの原因となる上、[[生活排水]]として水系を汚染する。家庭における少量の油は、なるべく炒め物などで使い切る。捨てる場合は、冷めてから[[新聞紙]]や[[キッチンペーパー]]に染みこませて[[牛乳パック]]などに詰めて捨てる。市販の廃油凝固剤(油固剤ともいい、投入することで廃油を固めて捨てやすくする薬剤で、[[ヒマシ油]]誘導体などが成分)や吸収剤が利用されることもある。また、[[界面活性剤]]で[[乳化]]して廃棄させる製品や、[[オルトケイ酸ナトリウム]]、[[メタケイ酸ナトリウム]]、[[オルトケイ酸カリウム]](液状)を主成分とし、[[石けん]]として利用できるようにする製品もある。大量の廃油を出す飲食店や事業所などでは廃油が下水に流れないよう、グリストラップ(廃油槽)を設置し、定期的に専門の産廃業者に油を回収させることが昭和51年の建設省告示で義務化されている。
 
自治体や地域コミュニティーによっては、廃油を回収を呼びかけ、工業用[[脂肪酸]]、[[塗料]]樹脂の原料、[[ゴム]]添加剤、石けん原料などに[[リサイクル]]をしている例もある。大規模な例としては、[[東京国際空港]](羽田空港)では2008年より施設内の食堂街から出た廃油を処理し、貨物運搬車の燃料として用いている。<ref>旅客ビルの食用油を再利用 羽田空港で作業車燃料に[http://www.47news.jp/CN/200802/CN2008021401000010.html]</ref>
 
== 揚げ方の種類と料理 ==