「エコテロリズム」の版間の差分

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USA Todayの出典が見つからないので、別の文書を基に加筆、その続報、{{独自研究}}を追加
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{{独自研究|date=2013年1月31日 (木) 23:54 (UTC)}}
[[File:ELFMexico.jpg|thumb|right|240px|[[地球解放戦線]]が[[グアダラハラ (メキシコ)]]にて[[バックホー]]に放火(2009年3月23日)。]]
'''エコテロリズム'''(''Eco-terrorism'')は、「[[環境保護]]」「[[動物の権利]]擁護」などを目的とした団体を自称しながら、[[非合法]]の[[破壊]]、[[脅迫]]、[[暴行]]などの[[テロリズム]]行為を実行する組織、及び、それら組織とその[[活動家]]の行動・主張を正当化・支持する思想のこと。
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エコテロリスト団体として国際的に著名な団体には[[動物解放戦線]](ALF;Animal Liberation Front)、[[地球解放戦線]](ELF;Earth Liberation Front)、[[ハンティンドンの動物虐待阻止]](SHAC;Stop Huntingdon Animal Cruelty)、[[シーシェパード]](Sea Shepherd Conservation Society)などがあり、これらは地球環境保護や動物愛護などの目的を掲げてはいるが、実際には[[放火]]、[[爆破]]、[[破壊]]、[[略奪]]、[[脅迫]]、[[誘拐]]、[[拷問]]、傷害等のテロリズムに分類される活動を繰り返している。これらは大半の[[法治国家]]において犯罪行為に該当するそれら自らの行動について、[[確信犯]]的に全面的に正当化する主張を展開し、犯罪行為を行った場所の国家の法律の無視はもとより様々な常識的な社会通念・規範をも蔑ろにしている事も多い。環境保護や動物愛護を目的として掲げる組織とはいえ、国際的かつ大規模・著名な環境保護団体であっても、[[グリーンピース (NGO)|グリーンピース]]の様に、組織の内部や周辺に目的達成のためのテロリズムを容認する急進的・過激な一派が存在していたり、多数の[[派閥]]勢力が存立して活発な活動を行っている場合、この種の問題を長年にわたって内包している事も見られる。さらに、組織内部で活動方針や主導権などを巡って派閥間抗争や内紛に発展している場合には、その活動方針を巡って武闘闘争を訴える派閥の構成員などが一種の[[内ゲバ]]行為を引き起こす場合もある。
 
「エコテロリスト」という言葉の定義についてはしばしば論争の的となっているが、欧米の団体において顕著な[[市民的不服従]]の延長線上の活動として自組織の目的達成の為の暴力的な行為や破壊行為を実行する[[環境保護団体]]に対する蔑称として用いられる事が多い。もっとも、この問題に関わる[[環境保護]]と[[動物愛護]]、[[動物福祉]]、[[動物の権利]](アニマルライツ)の区別は特に日本においては成されておらず、その主張や団体の意義も混同され、根本的に理解されているとはいえない<ref>''[[動物愛護団体#動物愛護団体への偏見と誤解]]も参照''。</ref>。事例としては[[2006年]]1月8日、[[南極海]]において[[捕鯨問題]]をめぐって対立している[[日本鯨類研究所]]と[[グリーンピース (NGO)|グリーンピース]]との間での応酬があげられる。鯨類研究所の調査捕鯨の実施と、それに対するグリーンピースの抗議行動のさなかに発生した、調査捕鯨母船「日新丸」とグリーンピースのキャンペーン船「アークティック・サンライズ」の接触事故に関して、日本鯨類研究所側がグリーンピースを非難するプレスリリースの中でこの言葉を使っている<ref>[http://www.icrwhale.org/02-A-13.htm 南氷洋上のエコテロリズム]</ref>。なお、この接触事故に関しては、双方共にビデオ・写真を公開して事件の説明をしているが、双方が「相手にぶつけられた」と主張しており、見解は対立している(日本鯨類研究所は、日新丸は他船に貨物を移し替える為停船していたと主張している)。なお2005年[[アメーンピースカ自由人権協会]](ACLU)が情報公開法基づいて入手した米国[[連邦捜査局]](FBI)の資料から、FBIACLUと並んでグリーンピースや[[動物の倫理的扱いを求める人々の会]](PETA)を監視対象にしていたことが分かり、ACLUは、通常の政治活動に携わっている人々にまで国内テロリズムの団体として監視対象と定義を拡大している団体であるこ抗議した<ref>{{cite news|title=FBI Papers Show Terror Inquiries Into PETA; Other Groups Tracked|url=http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/12/19/AR2005121901777.html|first=Spencer S.|last=Hsu|newspaper=[[ACLUThe Washington Post]]|date=2005-12-20|accessdate=2013-01-31}}</ref>。2010年情報公開[[アメリカ合衆国司に基づ省]]は、2001年から2006年まで続て入手したFBI資料によるグリーンピースやPETAなどの環境保護団体メンバーの監視は正当明らはなったされてい文書を公表し、FBIを批判した<ref name=today"ABCFBI">2005年12月20日USA{{cite TODAYnews|title=FBI Spied on PETA, Greenpeace, anti-war activists|url=http://abcnews.go.com/News/Blotter/fbi-spied-peta-greenpeace-anti-war-activists/story?id=11682844|accessdate=2013-01-31|newspaper=[[ABC News]]|date=2010-09-20|last1=Cloherty|first1=Jack|last2=Ryan|first2=Jason}}</ref>。また、日本政府調査捕鯨対策として武装した[[特殊警備隊]]が乗船している事を非公式に表明した。
 
2010年2月にはシーシェパードが所有する抗議船「[[アディ・ギル]]」が南極海で調査捕鯨船「第2昭南丸」に接触し損壊、その後、別の抗議船による曳航中に沈没するという事件を起こした。だが、これはテレビ映えする刺激的な映像を収録し、国際世論からの同情を買うことを目的に、代表の[[ポール・ワトソン]]の指示により曳航可能な「アディ・ギル」を南極海に故意に沈没させ放棄した、'''シーシェパードによる自作自演のパフォーマンスであったこと'''が、同年10月にニュージーランドでラジオ番組に出演した当時の「アディ・ギル」船長の[[ピーター・ベスーン]]により暴露されている<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101008-OYT1T00092.htm シー・シェパード高速艇沈没、自作自演だった : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)] 2010年10月8日</ref>。