「ハイランダー」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
|||
1行目:
{{Otheruses}}
'''ハイランダー'''
スコットランドの住民([[ピクト人]]など)は古代から、南方からの[[ローマ帝国]]や[[イングランド
▲'''ハイランダー''' (Highlander) は[[スコットランド]]北部の[[ハイランド地方]]の住民。[[イギリス]]の[[軍隊]]では、[[ブラックウォッチ]]や[[スコッツ・グレイ]]などの精鋭部隊を始めとするハイランド人で組織された連隊は”ハイランダーズ”と呼ばれている。[[タータン]]チェックの[[キルト (衣装)|キルト]]又はズボンを履き、[[バグパイプ]]演奏者が随行することで有名。日本語では高地連隊あるいは高地人連隊と表記されることもある。
特に山岳部のために、外界と隔離までは行かないにしても交流が困難で、文明の浸透が遅く、生活環境が快適とは言いがたいハイランドはその傾向が強く、[[傭兵]]としてイングランドやその他のヨーロッパ諸国へ赴く
▲スコットランドの住民([[ピクト人]]など)は古代から、南方からの[[ローマ帝国]]や[[イングランド]]王国、それに[[北海]]の向こうの[[バイキング]]([[ノルウェー]]人)などの軍事的、文化的侵略に晒された。また内部でも、特に北方の僻地であるハイランドと、南方のイングランドと国境を接する[[ローランド地方|ローランド]]は同一の勢力が支配するというのは難しく、戦いに明け暮れるとともに、独自の文化である[[ケルト人|ケルト]]文化や[[カトリック教会|カトリック]]の信仰が保護、強調され、結果としてそれらは高い士気へと繋がった。
▲特に山岳部のために、外界と隔離までは行かないにしても交流が困難で、文明の浸透が遅く、生活環境が快適とは言いがたいハイランドはその傾向が強く、[[傭兵]]としてイングランドやその他のヨーロッパ諸国へ赴く事が多く、大英帝国に編入されて以降は貧しい土地であったため、兵士を資源として提供し宗主国たるイングランドに貢献した。こうした[[スコットランド人]](ハイランド人)の勇猛さはイングランドだけでなく、その他のヨーロッパ諸国にも認められており、例えば[[15世紀]][[フランス王国|フランス]]の[[シャルル7世 (フランス王)|シャルル7世]]が創設した[[近衛兵]]もこうしたスコットランド人の部隊が最初だった。
== 関連項目 ==
|