「聖なるかな」の版間の差分

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冒頭で描かれる前世の光景では登場人物が異世界語を話すため、プレイヤーには状況が正しく把握できない。この演出は前作に倣ったものだが、本作品では文章も架空の「なるかな文字」で表記されるため発音すらわかりにくくなっている。2周目のプレイでは前世でも音声や文章が日本語になる。3周目以降は、ゲーム開始時に日本語と異世界語の好きなほうを選ぶことができる。
 
情報画面のプロフィールやスキルの紹介などによって膨大な量の設定が明かされているが、ストーリーで明示されるのはその一部である。また、前作に比べて性描写がだいぶソフトな上に回数が抑えられている。シミュレーションパートは前作を純粋に進化させ、不満点を概ね解消したものとなっている。ただし、SRPGの性格上、一度体験した戦闘を再プレイ時にスキップすることができず、プレイ時間がノベルタイプのゲームに比べ、非常に長くなっている。また、ラストバトルの音楽では、前作のメインテーマをアレンジした「永遠のアセリア〜聖なるかなアレンジ〜」が使用されている。
 
企画段階では[[治承・寿永の乱|源平の戦い]]を題材にしており、主人公が平安時代にタイムスリップして平氏側に味方するという内容だった。提案者である吉田ユースケ自身が「なんかありきたり」と判断したため廃案になったが、一部のキャラクターデザインにはこの企画案が反映されている。味方キャラクターのスバルは[[源義経]]、敵のエデガは[[源頼朝]]、ベルバルザードは[[武蔵坊弁慶]]が原型になっている<ref>PSP版『聖なるかな -オリハルコンの名の下に-』初回限定版同梱冊子「a specially bound book」p.31</ref>。