「ホッジス隕石」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
en:Sylacauga (meteorite)  13:58, 15 February 2013‎
1行目:
[[File:Sylacauga meteorite, Smithsonian Natural History Museum.jpg|thumb|Sylacauga meteorite, NMNH]]
'''ホッジス隕石'''(ホッジスいんせき、Hodges Meteorite)は、[[アメリカ合衆国]][[アラバマ州]]に落下した[[隕石]]で、[[2009年]]までは'''人間に当たって負傷させた確実な記録が残る唯一の隕石'''であった。シラコーガ(Sylacauga)隕石のうちの、大きさが18cm×13cm、質量 約3.9kgの破片である。
 
== 概要 ==
9行目:
 
ホッジス隕石はシラコーガ隕石の破片で、H4型の[[コンドライト]]である。質量は3.86 kgである。
 
== 人に当たった隕石 ==
ホッジズ隕石(シラコーガ隕石)以外にも隕石が人に当たったと考えられる記録は存在する。[[1677年]]に[[イタリア]]北部の[[トルトーナ]]で書かれた記録では、ミラノ人の托鉢修道士が隕石と思われるものに当たって死んだ話が書かれている<ref>http://www.futilitycloset.com/2010/01/12/zeus-displeased/</ref>。[[1992年]]に[[ウガンダ]]に落ちたムバレ隕石(Mbale meteorite)では、3グラムほどの小さな破片が少年に当たったが、木に当たって勢いが落ちてから当たったため負傷は発生しなかったという<ref>[http://www.xs4all.nl/~dmsweb/meteorites/mbale/mbale.html Fragment of Mbale meteorite hit a young Ugandan boy]</ref>。[[2009年]]には[[ドイツ]]の[[エッセン]]に住む14歳の少年が、登校途中に明るい光の筋が自分めがけて飛んできて、豆粒ほどの隕石が腕をかすめて長いやけどの跡を作り、アスファルトの地面に衝突して足の大きさほどのクレーターができるのを見たと主張し世界的に話題となった<ref>[http://www.telegraph.co.uk/science/space/5511619/14-year-old-hit-by-30000-mph-space-meteorite.html The Telegraph: 14-year-old hit by 30,000 mph space meteorite]</ref>。しかしこれは実際の隕石落下かどうかは確認されていない。
 
== 出典 ==