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[[生物学]]的な見地では、個性の宿る[[個体]]が滅びたときがすなわち死である。[[単細胞生物]]に'''寿命は存在せず'''、細胞分裂によって生命を繋ぐ。それに対して多細胞生物は一定期間で子孫となる個体を作るという方式で生命を繋ぐ。多細胞の動物は再生能力の限界に伴い必然的に[[老化]]し、死に至る(寿命)。いったん個体が老化したのちに[[若返り]]ができる動物([[ベニクラゲ]]など)も存在するがきわめて例外的である。ただし、多細胞動物の一部の細胞を取り出して培養した場合はこの細胞が不死化する場合があり、人間においても[[がん]]化した細胞が不死株として培養され続けている例がある。
 
現代の医学においても老化の防止は重要な課題である([[抗老化医学]])が、長年にわたって老化を押しとどめるものではない。不老症は確認されていないものの、16歳の女子
[[:en:Brooke_Greenberg|ブルック・グリーンバーグ]]で[[赤ん坊]]の姿のまま[[成長]]が止まっている事例(2009年現在)が報告されている<ref>[http://abcnews.go.com/2020/Health/story?id=7880954&page=1 Doctors Baffled, Intrigued by Girl Who Doesn't Age]</ref><ref>[http://digimaga.net/2009/06/girl-who-doesnt-age 永遠に年をとらない少女]</ref>。ただし彼女がこのまま歳を取らずに平均寿命を超えて生き続けるのかは不明であり、不老不死の症例であるのかは現時点では不明である
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なお、老化が起こってから後、元の状態に戻り、不死の状態を続けるという概念も考えられ、こちらは[[若返り]]といわれる。例えば[[若返りの泉]]などやはり空想上の産物としては世界各地に例が多く、[[ベニクラゲ]]など、実在する動物にも例がある。