「フコイダン」の版間の差分

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[[1913年]]、[[ウプサラ大学]]所属の[[スウェーデン|スウェーデン人]]科学者 H・Z・キリン ({{lang|sw|H. Z. Kylin}}) によって発見され、[[ヒバマタ|ヒバマタ属]]の[[学名]] {{lang|la|''[[w:Genus|genus]] {{sname||Fucus}}''}} にちなんで命名された。[[1970年代]]以降盛んに研究されるようになり、{{要出典範囲|[[1996年]]の[[日本癌学会]]で[[癌|制癌]]作用が報告|date=2011年8月}}されてから[[健康]][[食品]]として注目を浴びるようになった。
 
{{要出典範囲|[[2002年]]には[[フランス]]の科学者による研究で、F-フコイダンが[[ウサギ]]の[[細胞]]の[[過形成]]を抑制|date=2011年8月}}することが明らかとなった。<br />
フコイダンに関する研究論文は主として培養細胞または実験動物を使った基礎研究で、人間に対する臨床的な研究はほとんど発表されていない。[http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3423341/pdf/pone.0043483.pdf 癌細胞に対する効果]のほか、[http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21641115 炎症反応]、[http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15970637 免疫反応]、[http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3164378/pdf/marinedrugs-09-01359.pdf 脂質代謝]、[http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22510492 血管新生]などに対する効果が研究されているが、いずれも実験室レベルの研究であり臨床研究ではない。また、[http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22510492 ヒト臍帯血管の成長を抑制する]という培養実験結果も発表されており妊婦への悪影響も実験レベルで示唆されている。