「ボクシングジム」の版間の差分
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== 内容 ==
通常はプロあるいはアマチュアのボクサーを育成するために設置されるが、近年は健康志向の高まりを受け、フィットネス目的のコースを開講しているジムも増加しつつある。ジムで練習をするには入会金(無料キャンペーンを実施するジムもあり)及び月会費(JPBA加盟ジムにおける一般男性は12,000円前後が相場。その他はジム及びコースによって変わる)を払って会員になる必要がある。ただし、非会員向けに体験レッスンを開いているジムも存在する。
=== プロ ===
トレーナーライセンス保持者が所属し、プロテスト合格を目指す練習生とボクサーライセンス給付を受けた選手がそのトレーナー指導の下で練習を積んでいる。日本の場合、ジムごとにマネージャーライセンス保持者もおり、選手活動のサポートに当たっている。2008年にJBCが[[女子ボクシング]]を解禁してからは女性会員を受け付けるジムも増加しており、中にはプロコースを女性に限定しているジムも存在する。
=== アマチュア ===
オリンピック選手を始めとするアマチュア選手の育成を目的とする。なお、日本の主要大会では、プロ側への配慮もあってかジムではなく企業あるいは学校が所属扱いとなる。中には学校の部活動が練習拠点として活用するケースもある。こちらも2002年にJABFが女子を解禁したのに伴い、同様に女性会員を受け付けるジムが増加している。
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=== フィットネス ===
健康維持を目指す者を対象とする。シャドーボクシングやミット打ち、サンドバッグ打ちなどボクシングの動作を利用した運動で、ダイエットや体力強化などを図る。プロジムがコースを開講している場合、所属選手が練習の合間にインストラクターとして直接指導に当たることもある。ウィン三迫ボクシングジムの「ボクササイズ」や[[協栄ボクシングジム]]の「シェイプボクシング」などジムごとで名称がつく場合も有る。また、選手育成を行わないフィットネスボクシング専門ジムも増えつつある。
=== 幼年 ===
ボクシング界では「幼年」は中学生以下を指す。「ボクシング=危険」のイメージが強く中学生以下には敬遠されがちだったが、21世紀に入りトップ選手育成の観点から安全性を重視しながら幼年より競技に触れさせるべく開講するジムも増加している。
=== シニア ===
中高年の健康増進を目的として開講されているが、最近では「[[ザ・おやじファイト]]」を始めとするシニア向けスパーリング大会が行われていることもあり、それを目標としてジムに入会する者もいる。
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=== プロ ===
しかし3大都市圏以外ではJPBA所属のジムが少ないなどの理由で、JPBA非公認のジムが[[プロボクサー]]志望者を育てテストや試合の時だけ、いわゆる名義貸しで参加するものもある。またJPBAに所属するには、1000万円もの高額な加盟料が必要なこと(※ただし、元日本王者は500万、元東洋太平洋王者は400万、元世界王者は300万。この制度は1996年6月から施行)も、それを助長しているとの指摘もある(現・川崎新田ボクシングジム会長[[新田渉世]]も指摘者のひとり)。2004年から西日本ボクシング協会では、名義貸しに対する罰則規定を設け、それを実施したジムに対して罰金100万円とジム活動1年間停止、選手に対しても1年間出場停止を命じることを決めた<ref>[http://www.47news.jp/CN/200401/CN2004013101002038.html 名義貸しに罰則
さらにJPBAは、ジム会長の継承を事実上世襲しか認めておらず(妻や子供・婿養子など一親等のみ)、世襲以外でジムを別の人物が継承する場合、新たに加盟料が再度必要となる。
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なお、個人参加として高体連主管大会でタイトルを獲得した選手には、[[山口圭司]]([[函館大学付属有斗高等学校|函館大有斗高校]])らがいる。
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
{{
* [http://www.jbc.or.jp/info/gym.html 日本ボクシングコミッション 全国ジム住所録]
* [http://jbgl.jp/ JBGL 日本のボクシングジムリンク集]
[[Category:ボクシングジム|*]]
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